県障がい者問題委員会はこの一年、県厚生部障害者支援局長の出席もいただき、特別支援学校の先生方を交え、定期的に意見交換会をを行ってきました。年度最後となる3月は、会員経営者7名、県厚生部5名、支援学校6名、関係機関など23名の出席となりました。09年度に県が創設する機関の説明や、次年度委員会事業計画が話あわれました。会内の障がい者理解を広げる活動を主軸に、企業見学会の実施や、他県同友会との交流会を予定。また関係機関と連携し、障がいを持つ方たちの支援活動を行っていくことになりました。

3月24日(火)、愛知同友会共同求人委員会主催の合同企業説明会が愛知県豊橋市で開催され、静岡同友会から榛原支部の岩堀電設㈱が参加しました。

当日は朝9時より設営を開始し、10時から夕方6時まで開催されました。
参加した学生さんの多くは3社以上各企業のブースに座り、社長と直接お話をされました。
ただ会社説明を聞くだけではなく、学生の気持ちや夢の話もされ、何より参加した学生さんにとって居やすい環境であったと思われます。
参加者の中には4時間近くいる学生さんもいました。

「中小企業の魅力を社長と会って、話して、感じることができる」
これは同友会の共同求人だからこそできる大きな魅力のひとつです。

2009年3月号【第11回】 地域になくてはならない中小企業憲章 鈴木美男氏((有)萬年堂・御殿場支部)

 

100年に一度の世界的大不況と言われる現在、日本においても大企業の派遣社員切りから始まり、正社員のリストラも桁違いの人数で進行しています。大企業の業績が不振ということは、下請け企業の多い中小企業においての打撃は多大なことです。しかしながら、中小企業は数字だけで首切りができるものではありません。今まで、好況時も不況の時も従業員と一緒に乗り切ってきたからです。圧倒的多数を占める中小企業が解雇を大々的に始めたら、日本全体が大変な道に進んでしまうでしょう。
静岡同友会35周年・新春のつどい、記念講演の吉田敬一駒澤大学教授のお話の中で、「豊かな社会:GNP拡大」から「幸せな社会:GNH※増大」を目指してと、持続可能な地域社会づくりの「内発的発展」「地域深耕」「地産・地商・地消」「循環型地域経済」のキーワードこそ、現在の社会に必要な最たることだと思います。中小企業は地域に密着し、そこでのコミュニケーションが大切であり、地域社会とともに育つ企業であり続けることが、最重要であると思います。そういう企業を目指します。 
※H=Happiness “国民総幸福”

同友会県障がい者問題委員会では、
3月6日(金)、静岡市社会福祉協議会にてバザー売上金(58,270円)を寄附いたしました。当日は、静岡市社会福祉協議会会長の河合氏、同協議会常務理事の木口氏、同協議会地域福祉課長の杉山氏がお出迎えしていただきました。
歓談ののち、委員会を代表して福地道昭氏(㈱モルティー・静岡支部所属)が同協議会会長の河合代悟氏に寄附いたしました。

バザー商材の寄附ならびに購入していただいた皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

また、募ったバザー商材は同友会事務局にて展示してあります。商材の使途につきましても併せてご意見いただけましたら、ありがたく思います。

【クリスマスバザー当日~寄附までの経緯】
障がい者問題委員会では毎年12月に、静岡市ボランティア団体連絡協議会が主催するクリスマスバザーに出店を行っています。
今年度もバザー商材は同友会会員の厚いご協力のおかげで事務局内に収まらないほど寄附をしていただきました。
しかし昨年12月のバザー当日、あいにくの雨で青葉シンボルロードでの開催は中止になってしまいました。当日は、バザー出店者らによる持ち回りのバザーを急遽静岡市社会福祉協議会内で開催しました。みかんの販売は大盛況でした。また、今日まで多くの会員が商材の購入をしていただき、今日3月6日、売上金を寄附することとなりました。

経営情報化委員会と静岡県立大学とのコラボで開発したQRi(出欠確認システム)。1年生の時から関わってくれた鈴木ゼミの学生さんが卒業を迎えることとなり、委員会にあいさつに見えました。学業の合間をぬって夜間の会議に出席、数々の要望に応えてくれました。4年にわたる研究開発の日々、卒業後の進路も決まり今後の活躍が期待されます。委員全員の拍手と、感謝の言葉で委員会を締めくくりました。