新入会員の中畑美保氏(社会保険労務士行政書士リリス事務所)と
山本剛氏(清水屋スポーツ(株))

 

4月19日(木)に小杉苑(藤枝市)で第27回志太支部総会が行われました。
大滝淳支部長が「中小企業は地域に根ざします。志太地域の経済を活性化させましょう」と挨拶しました。
志太支部の活動方針は1.新しい地域密着型経営(連携)を創造する2.自社の更なる発展を実現する3.地域の活性化に貢献する です。 各委員長から、委員会の主旨と年度計画を発表しました。そして新入会員2名の紹介があり、3つの目的のプレートとバッジを贈呈しました。
今年度から「エコノミックガーデニング研究会」が志太支部で立ち上がりました。「全国に先駆け地域活性化モデルを目指そう」と大滝支部長からお話がありました。志太支部では企業発展と併せて地元企業と地域住民、また行政と共に活動を深めていきます。

 

4月19日(木)富士交流センターにて第31回富士支部総会が行われました。 記念講演に愛知同友会 青年同友会連絡協議会代表 (株)西田葬儀社 西田栄一氏をお迎えしました。
「次代を継なぐバトンリレー~三位一体の経営~」をテーマに入社当時から現在に至るまでの報告をしていただきました。
入社当時父親の経営方針と自分の考えが合わず反発ばかりしていました。その結果、自分の方針と合わない社員さんを追い詰めてしまい退職が相次ぎました。 そんななか税理士さんに言われた「このままじゃ潰れるよ」の言葉。そこで同友会の先輩に初めて自分のことをさらけ出して相談しました。
先輩のアドバイスを受け経営指針講座へ参加し、同友会で学んだことを会社で実践していきました。
2008年に社長に就任し、社員さんと全員で経営指針を作成するようになりました。
2009年には長年の夢であった新葬祭場をオープン。 「今までたくさんの方々に支えられてきたことに改めて気がついた」と熱く報告する姿に、会場を埋め尽くした会員は何度も大きくうなずいていました。 詳細は同友しずおか5月10日号掲載予定。

同友会磐田支部は4月19日(木)、大孫(磐田市見付)で定時総会を開催しました。来賓に知久正博県同友会代表理事がご臨席いただき「厳しい経営の中に於いても、会員企業の経営に生かせる会活動を活発に行い、本年度も県同友会一丸で同友会活動を推進していきます」と挨拶されました。
伊藤昌之支部長(伊藤昌之税理士事務所)は活動方針の発表で、3年ぶりの磐田支部単独活動。これを進めるうえで「知恵を出し合い、個々の会員が出席して良かったと思える例会を開催していきたい。そのために支部会員の出席率の向上を目標に掲げ、会員間交流を深め、会員の経営発展に繋げていきたい」と抱負を参加者に伝えました。

 
4月11日水曜日 ホテル御殿場館21にて御殿場支部第28回定時総会が行われました。

 
来賓の若林洋平御殿場市長より
「今にはじまったことではなく、リーマンショック以降、さらに厳しくなり震災もあって、皆さんこれ以上は勘弁してほしいというお気持ちだと思います。行政も税収減で、厳しいところではありますが。何とか実力、底力をつけ活性化めざしていかなければなりません。御殿場市は3つの大きな柱、1つは危機管理の強化、災害だけでなく、感染症、経済的なことも含め危機管理の強化が重要になっています。医療を含めた子育て支援、さらには経済対策、近隣の市町が協力し、観光を大きな産業として見直さなければいけません。御厨そばをPRポイントとして育てようとしています。」 とご挨拶がありました。 続いて勝亦御殿場支部長より 「同友会は3つの目的をもとに活動しています。よい会社をつくろう、よい経営者になろう、よい経営県境をつくろう。そして自主民主連帯の精神と、社員さんをかけがえのないパートナーと考え一緒に会社経営をする労使見解、それらを基に活動しています。皆さんも原点にかえり、もう一度考えて会社経営をしてほしい。何のために働いているか、何を目的に働いているか、どうすれば実現できるか、どのような地域貢献ができるのか、経営者自らが真剣に学ぶのは同友会をおいてほかにない。1人でも多く仲間を増やし、そのことが自社をよくし、地域をよくし、日本を良くすることに繋がる。地域は世界をよくすることになると信じています。来賓はじめ、会員の方に、会員拡大をお願いしたい、同友会は間違いのない会です。」 と会員に向けた熱いメッセージが伝えられました。

 

 

4月13日金曜日 志ほ川にて富士宮支部30回定時総会が開催されました。  簑支部長から「震災後の苦境に立ち向かっていくためにも、地域内での世代を超えた経営者同士の交流が必要だと思われます。震災の影響を受けた東北三県の復興の原動力を地域の中小企業が担っていることを鑑みれば、自ずと経営者同士の交流が必要だと確信します。我々富士宮支部には新入会員が多数入会して多くの学びを必要としております。今年は富士宮支部設立30周年を迎え、9月には記念式典を計画しております。記念式典の開催は、ひとえに30年もの期間、多くの先輩経営者たちが同友会で切磋琢磨し、本音で語り合って会社経営をしてきた結果だと思っております。」 と今年度の方針を報告しました。

 

伊東支部第17回定時総会が4月18日(水)開催されました。昨年の11月には15周年式典を挙行し無事成功させ、先月に、後継者の方が1名入会、気持ちも新たに支部の活動方針を確認しました。
県を代表してあいさつにたった、佐野譲二副代表理事は県方針の5つの重点課題にふれ「知恵をよせあい、楽しくなる同友会活動をつくってほしい。東伊豆の町をつくっていく核になり、あたらしい仲間をいれ、強固な同友会をつくってほしい。」と、エールを送りました。

 

 


来賓挨拶する藤原博美県同友会代表理事

 

同友会三島支部は4月17日(火)、みしまプラザホテルで「三島支部定時総会」を開催しました。来賓に藤原博美県同友会代表理事がご臨席いただきました。「支部例会をはじめ、県事業にも積極的に同友会を活用してください。先輩経営者、後継者と一緒に学んでいきましょう」と藤原氏から来賓挨拶。
二年間支部長を務められた梶山康行氏(㈱アイティエス)は、例会企画や経営指針作成、また会員増強について昨年度の事業報告をしました。例会は、経営指針書を基に会員が我が経営を語る、また中小企業憲章や中小企業振興基本条例の学習と理解に努めてきました。
本年度、三島支部は新たに高木基氏(アイユー・トーカイ㈱)が支部長となり、活動方針ならびに事業計画を説明しました。高木氏は4点の重点課題を掲げ、参加者に発表。1.会員の増強、2.地域との連携活動の強化、3.例会以外の学習会開催、そして4.11月14日(水)に開催される県同友会メイン事業「全県経営フォーラム」の成功を誓いました。
三島支部では、三島地域の中で『中小企業家同友会だからこそ』できることを結集して、地域経済活性化の原動力になることをめざします。

 

私は平成十一年、二十三歳の時にホームページ制作・デザイン会社を創業し、法人化した平成十六年に同友会に入会しました。技術は持っていても、経営はまったくの独学・我流であった為、年々スタッフを増やしてやっていく中で「自分の経営はこれで良いのか?」と迷っている時期で「経営指針を創る会」の案内チラシに目が行き、思い切って第三期に参加しました。

富士宮支部と同じく、創る会でも、やはり異業種の社長が遠慮なく意見を言ってくれた事は新鮮かつ衝撃の連続で、頭を悩ませながら指針の作成に取り組みました。しかし、仕事の立込みや取引先の倒産などにも見舞われ、一年で終えることができず、

挫折感と悔しさから翌年の第四期にも参加しました。合宿勉強会では、夜遅くまでメンバーと熱く語り合いました。そして無事、経営理念・指針を明文化でき、行きあたりばったりの経営に道すじが出来ました。

掲げた理念にも「ITをフル活用してお客様の道すじをつくる。かんがえて、すすむ。」という主旨も入れ込み、社員と共有しました。幹部の一人は「この言葉良いよね。最近は考えない人が本当に多いんだよね」と共感してくれました。

それからというもの、商品力の強化、スタッフへの権限移譲等を促進、一人親方の体質から脱却し、本当の意味での企業づくりに必死に取り組みました。

指針作成から四年以上が経ち、当時六名だったスタッフは私含め現在十三名。事務所も移転し、年商も当時比の2.5倍を超えました。

とはいえ、まだまだ課題は山積です。技術革新の早いICT業界は研究開発や先行投資が多く、利益が薄くなりがちです。また、震災もあり、クラウド他、リスクにも強いICTサービスの整備と提案も急務です。

同友会が僕にくれたもの、それは「前に進む元気・勇気・自信」でした。同友会が僕を本当の意味の経営者への道に押し上げてくれました。すべての熱い同友会の仲間に心から感謝し、この会とこの会の学びを未来へ伝えていきたいと思っています。

第三期経営指針を創る会卒業生

田邉 元裕氏(富士宮支部)

企業から現在に至るまでの経緯

 平成2年、当時東京で同種の会社に勤めていた父親(創業者)が横浜に住んでいた家を売却し、故郷である御殿場で独立・会社設立し、各種機器ローラーをメインにスタート。平成16年にはISO14001認証も取得し、今では様々なパーツ類を手がけています。

事業内容、現在の業績・景気

紙幣や紙・券・コイン等の搬送関連ローラーや、ベルト、各種成形品を各機器・用途・使用方法等に応じて、素材の配合からローラーの形状・表面の仕上げまで種類ごとに多種多様なものを製作販売しています。具体的には、コピー機・プリンター・券売機・自動改札などのローラー、紙幣払い出し機のラバーなどです。

業績・景気は横ばいで、リーマンショック以降バタバタしましたが大きく伸びませんが大きく沈みもしませんでした。大手は海外へ進出し大量生産していますが、我社は多品種少量生産でニッチな部分を狙っています。

企業の名前の由来

ゴム等の高分子重合体(ポリマー)をお客様の唯一(A)のニーズに(ジャスト)させるというところから来ています。

会社の強み・得意とするところ

国内大手企業と直接取引し信頼と実績を確保しています。多品種少量を得意とし、お客様がほしいものを、ほしいときに、ほしい数だけ提供しています。またお客様の要望にこたえるため金型の製作から樹脂の配合にいたるまで、納得いくまで試作を繰り返し最適なものを提案します。

どのような営業をしているのか、また価格競争等はないのか?

 価格競争はありますが、相手が大体商社であるので、適正価格でも勝ち目があります。同規模の競争相手があまり無いため、低価格での競争はあまり無いです。基本的にメーカーに納めているので、要望に応じて製作しています。

今後の方針・展望

 とにかくどんな要望も受け入れ、頼まれれば何でも積極的にチャレンジしていきます。エンドユーザーからの問い合わせにも対応し、ゴム

パーツの交換のみも可能です。また、ISO14001認証(環境マネジメント)を取得しているので、機器類についてユニットごと交換するのではなく、ゴム製品部分だけの交換で済むのであれば環境にもやさしいと思っています。

同友会に入って

 例会・部会共に非常に勉強になります。いい刺激を受けています。また、経営の勉強を出来るところはあまり無いので同友会に入ってよかったと思っています。

○取材後記○

一体どんな仕事をしているのだろうというところから始まった今回の企業訪問。身近にありながらも、無くてはならないものを、また、ほとんどがオリジナルであるというところがすばらしいです。

取材:立道 浩幸氏(御殿場支部)

菅沼 良将氏(御殿場支部)

鈴木 譲氏(御殿場支部)


西原牧之原市長より来賓のご挨拶

 
同友会榛原支部は4月12日(木)、静波スウィングビーチで「榛原支部定時総会」を参加者87名で開催しました。来賓に西原茂樹牧之原市長と戸田和民県同友会副代表理事がご臨席いただきました。西原市長のご挨拶では、静岡市や藤枝市の地域活性化事業の取組みに触れられ、交流人口を増やすこと、また土地利用や安心安全な街づくりなどを近隣市町や同友会をはじめとする経済団体や地元企業との連携で具現化していく重要性を参加者に伝えました。
役員承認後、新役員により事業方針が参加者へ発表しました。榛原支部では本年度も月例会を基本に10委員会の活動を深め、経営者としての資質向上と企業間ネットワークの推進を軸に活動。また「仲間を作ろう」「一緒に学ぼう」をテーマに会員増強、退会者の少ない組織づくり、そして県同友会事業や全国大会への積極的な参加と交流をめざしていきます。

 

参加者に抱負を語る福世新支部長