浜松支部では安江千代子氏(㈱ホワイトエンジェル/志太支部)を講師にお迎えし、

「医療現場の裏側」をテーマに例会を行いました。

 

地方病院では医師や看護師不足により、当直を行う頻度が増えて過酷な勤務となっている現状や、高齢者の延命治療増加、また医療費の未払いの増加など医療界の現状を伝えました。

 

また「病院に行くときは、早く診察をしてもらいたいと思う人が多いが急ぎでないときは、

人が少ない時間を病院に聞くなどして他の人の病気等がうつらないように気をつけて病院にかかることが大切」と話しました。

 

日常生活においても、また会社を経営する上でも健康であることはとても重要です。

医療を受ける側からは見えない部分、気づかない部分を知り、改めて健康でいることの重要性や、良質な医療を受けることの大切さを実感する機会となりました。

23日御殿場支部のイントロセミナー、藤原さんの「同友会と私」は、全研福岡のリハーサル報告になりました。会の説明、支部の組織説明も同時に行われ、支部のオリエンテーションとして、新会員10名が会のなりたちや活動への理解を深めるものになりました。

 

 

1月23日(水)、静岡大学人文社会科学部で静岡大学連携講座「企業経済持論Ⅳ」最終回の講義を杉村 征郎氏(杉村精工㈱)が行いました。

2003年に同友会が提起し、着実に運動を継続した結果2010年6月「中小企業憲章」は閣議決定に至りました。

中小企業は社会の主役として地域社会と国民生活に貢献しています。政府は中小企業が力を発揮できるように総力をあげて取り組む、と憲章で述べています。

「中小企業憲章」制定の意義は、中小企業の活性化と新たな中小企業・自営業の誕生を促進することによって、大多数の国民の「くらし」の安定を持続的に実現することにあります。

すでにヨーロッパでは、21世紀の経済発展と雇用の担い手は中小企業にあるとの認識に立って「EU小企業憲章」が2000年に制定されています。

日本では少子高齢化、経済社会の停滞などにより、将来への不安が増しています。変革の担い手である中小企業が力を発揮することで、日本の新しい将来像を描くことができます。

中小企業憲章を国民の総意とするため、国会決議を目指しています。

1月22日(火)三島支部1月新春例会が三島商工会議所にて行われました。 講師に服部織江氏(元気の種)をお迎えし、「気質別 人間関係を経営に生かそう」をテーマに講演していただきました。

人には思考、認知、感情、等対人関係を規定する要素によってそれぞれ持続的なパターンがあります。 生まれてから形成される性格や人格の根本となっている「気質」の部分を大きく4種類に分け、各タイプ別に特徴や接し方、 向いている職種などを説明していただきました。

質疑応答では「社員さんがどのタイプかを判断する方法を知りたい」「遺伝性はあるのか?」等活発に発言がありました。

最後に服部氏は「自分を知って、相手を知って、互いに尊重しあい補い活かし合って、良好な人間関係の中で今年の目標をかなえてください。」 と締めくくりました。

 

 

 

 

 

 

 

「ピンチはチャンス」「今、やるべき事」をテーマに、同友会志太支部は1月例会を1/22(水)藤枝市文化センターで開催しました。参加者全員が現状の経営状況を踏まえ、新年の抱負を発表しました。厳しい経営環境のなかでも参加者からは「社内体制の強化」「新店舗の開設」「BCP策定で改めて会社の財産を知る」など内向きにならず前向きな経営姿勢が感じられました。また「社員と共に会社を発展させる」という声も多く聞かれました。経営者の思いを、具体的な経営方針と計画に落とし込み、1年間のスタートを切りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

牧之原市、御前崎市、吉田町地域を主とする榛原支部は、中小企業家160名以上が在籍し、「よい会社、よい経営者、よい経営環境」をめざす活動をしています。同支部のほとんどのエリアは、浜岡原発から30キロ圏内に事業所を構えながら事業を営んでいます。

今回榛原支部1月例会では「わが地域をどう守っていくのか」をテーマに開催しました。

まず原発そのものの是非を問うことではないことを確認し、30キロ圏内の地域で事業する中小企業家として、雇用を守り、地域を守るにはどのような企業活動と同友会活動をしていくのか参加者全員で議論を行いました。参加者からは様々な意見が聞かれましたが、根底にあることは、この地域で事業を維持、発展させるために一人ひとりが真剣に地域の現状と将来を考えていくということでした。牧之原市内では同友会会員の対企業組織率は14%に達します。同友会3つの目的の「よい経営環境」。地域のすべての人たちが安心で幸せに暮らせるよう、行政や他団体等と一つずつ連携や意見交換を重ねていくことが大切と感じる例会となりました。

藤原博美氏(㈱日本ベルト工業)による、全研福岡の分科会リハーサルの特別例会が行われました。学校卒業後、大手企業に入社、現場監督を仰せつかった時、職人の親方の発言を聴き退社することを決意しました。「お天道様に手を合わせ拝み感謝する」そんな生き方をしている人がいる。自分は、この仕事をしていていいのか、そして浅草の零細企業に就職。その会社に長くいなかったのは、社長が夢を語り、会社の行く末を話してくれなかったから。そんな未来のない会社にはいられない、奥さんを伴って沼津に帰ることにしました。独立開業後は、汗水たらしての二人三脚で仕事も徐々に増え社員も雇用。

同友会との出会い、遅刻常習だった当時のこと、支部長を受けてから自身が歩んできた自社の軌跡を語りました。周囲の声に耳を傾け、学んだことを真摯に実践してきた。“熱い”そして“真面目な”経営者としての姿勢がうかがえました。

社員の将来を考えその責任を全うする、最後まで面倒をみる。社長の覚悟と決意が、事業を発展させてきた根底にあります。温かで家族を思うような人育てが、社員の自主性を育み、風通しのいい社風に変わっていきました。

全研福岡の、労使見解をテーマとした分科会。室長の田中洋一氏、オブザーバーも7名、他支部からも会員が参加。労使見解を根幹とした社員の育成、経営指針の浸透で、日本ベルト工業は同友会を代表するモデル企業になっています。

御殿場支部1月例会はダイヤ水処理㈱ 前原 毅氏による経営戦略の発表会でした。

御殿場支部では今年度から経営戦略部会の活動をはじめ、その部会員である前原氏が、これまで学んできた様々な戦略をもとに、自社の分析から、今後の展望までを発表しました。

SWOT分析をもとに自社の「強み」「弱み」「機会」「脅威」の抽出を行い、そこからクロス分析を行います。そして積極的戦略、改善戦略、差別化戦略、回避戦略を導き出しました。

20年後のダイヤ水処理理想の企業像を最後に報告し「我が社は地域の人々と協力強調し、ともに反映を計ります」と語りました。

1月16日(水)、静岡大学人文社会科学部で静岡大学連携講座「企業経済持論Ⅳ」第13回の講義を三島 治氏(㈲菊屋)が行いました。

三島氏は磐田市で寝具店を経営しています。時代に先駆け1997年にホームページを立ち上げ、オリジナルの蚊帳が注目されました。全国へ販売先を増やし、現在は「安眠提供企業」を目指しています。

経営の旋回基軸として安眠セミナーを開催しています。睡眠の三大要素は、①体内時計と睡眠覚醒リズム、②体温の低下、③光とセロトニン・メラトニンです。科学的データをもとに睡眠の質を上げる方法を説明しています。

「世界が平和で、みなが安眠できますように」の思いから、マラリアから子供たちを守る蚊帳をアフリカへ寄贈するなど、他国の衛生にも貢献しています。

県障がい者問題委員会は昨年12月に出展したバザーの売上金134,000円を、

静岡市社会福祉協議会と静岡県手をつなぐ育成会にそれぞれ67,000円ずつ寄付しました。
同友会を代表して池原智彦委員長(㈲池原商会)は「寄付金を有効に使用していただきたい」と伝えました。

クリスマスバザーでの売上寄付は今回で10回目となります。
毎年会員の皆様から提供いただく商材のおかげで出展、また寄付ができています。
商材を寄贈していただいた皆様、購入していただいた皆様に深く感謝申し上げます。