社員を信じて任せ、お客様満足を追求する飲食経営 おだっ喰い 大代直史氏(静岡支部)

カテゴリー:会員訪問記

●創業の経緯

改装したばかりで広く、とてもモダンな居酒屋「おだっ喰い」を経営している大代氏は、若い頃から料理好きで、東京の料理専門学校を卒業後、東京青山の名門「KIHACHI」で修行。その後、地元静岡に戻り居酒屋の店長を5年、30歳で独立し現在のお店をオープンしました。「自分が好きで始めたことだから」と苦労を語らない大代氏ですが、飲食業界の厳しい環境下の中でも順調に業績を拡大しています。

 

●自社の経営について

「スタッフの士気が高い」と語る大代氏。メニュー内容や値段設定、教育までスタッフに任せ、自主性を重んじています。それがレベルの向上、モチベーションを高める方法と考え、経営理念である「お客様満足が第一」の実践として取り組んでいます。取引先とは単に値段で決めるのではなく、人で決めると言います。人との「縁」を大切に継続した取引が続けられる関係づくりに努めています。またFacebookでお客様に情報を発信して、リピートされる店づくりを行っています。今後もスタッフには“楽しさ”を、お客様には “満足”を提供していく決意が聞かれました。リニューアルしたおだっ喰いは、広々と楽しく呑む「OMOTE」と個室でまったり呑む「URA」の2空間でお客様の要望に応えています。

 

●同友会での学び

同友会に入会し、支部例会や学遊委員会に参加する中で、人と人とのかかわりの大切さを改めて実感しました。経営者としての研鑽や仲間づくりで様々な考え方を学び、スタッフの教育にも大きく生かされています。

取材:齊藤誠氏、森下昌治氏、後藤哲朗氏、片桐広良氏

記事:齊藤誠氏