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一から作った自動射出成形機 ㈲メイトテクニカルセンター 熊田重紀氏 磐田支部

カテゴリー:私の逸品|最終更新:2014年03月10日

【表紙写真】㈲メイトテクニカルセンター 熊田重紀社長

会員企業名 ㈲メイトテクニカルセンター 設立 1986年
会員名 熊田 重紀 業種 4輪・2輪車用ゴム部品製造業
所属支部 磐田支部 社員数 社員2名・パート9名
会暦 1990年2月入会 事業内容 ゴム部品射出成形

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

原料のゴム

 

一早く自動化に着手
袋井市で国内生産される4輪・2輪用ゴム部品製造を行う熊田氏。この機械はゴム部品を製造する際に射出成形を自動で行うことができます。車体全体に関わるゴム部品製造を扱う同社の創業は1986年。それまでは磐田にある輸送用機器メーカーの技術職を勤めていました。社名の由来は、前職と自動車メーカーを参考にして名付けられました。独立当時も今も、同社の規模で射出成形を業とする企業は多いです。その中でも熊田氏は創業当初から製造の自動化に一早く着手しました。技術畑を歩んできたので、機械を一から組み立てました。射出されたゴムを金型から作業員が手で取り除くことも多く、機械に人が張り付いていなければならない業界の現状を知っていました。効率的な生産を追求するためには、何より自動化が必須でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

射出後のゴム部品

 

ゴムの射出成形
原料であるゴムは大きく2種類あります。一つは天然ゴム、もう一つは人口ゴムです。細かな種類を挙げると、扱う原料のゴムは20種類以上にもなります。受注先によっては有償支給もありますが、自社調達も多いです。石油製品のため仕入れ価格が変動し、今は高騰していると言います。車体箇所によって使われるゴムの材質は異なります。ベルト、ブロックの形状、黒や赤色など様々です。ベルト状のゴムは射出機に送られ、摂氏80~90℃のゲル状にします。溜まったゴムは射出圧を加えて金型に押込み、充填し成形されます。この時の温度は60℃まで下がります。射出されたゴムはすぐに出荷できる状態ではありません。出荷前に部品としての精度を高めるため、バリ取りを行います。この細かな作業は熟練のパートさんや内職の方々にお願いをしています。

 

技術をお客様の信頼に繋げる
業界を取り巻く現況は決して楽なものではありません。原材料の高騰、国内生産の減少、為替変動などに左右されることも少なくありません。リーマンショックでは全国の多くの製造業と同じく厳しい状況にさらされたこともあります。改めて自社の立ち位置、外部環境を分析し、業種形態を多様化させることも思案の一つに考えています。ゴム部品製造の傍ら、機械を一から作った熊田氏の技術力は、お客様から別の側面でも信頼されています。ちょっとした修理の相談や依頼をされた際は快く伺い、お客様や取引先の生産を止めないことに尽力しています。創業当時から意識した自動化の考え方は、今では同社になくてはならない部品製造の技術と生産効率を高め、そして熊田氏の技術力はお客様にとってもなくてはならない存在として認められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左・鈴木 弘之氏(取材者) 右・熊田氏

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