高付加価値の税理士業務をめざす 税理士法人 あい会計 鈴木弘之氏 磐田支部

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鈴木氏

会社名:税理士法人 あい会計

会員名:鈴木 弘之

事業内容:税理士業務(会計・記帳指導、決算・確定申告支援、相続対策、資金繰り対策等)

設 立:2002年7月

社員数:11名(役員3名含む)

入 会:2006年6月(磐田支部)

所在地:磐田市今之浦2-8-7

 

税理士法人の代表社員へ

創業は昭和40年代、現社員の戸田仲二税理士が個人事務所として磐田市で開業し、のちに旧豊田町に移転。平成6年に同じく現社員の鈴木得郎税理士が継承し、平成8年に現在の所在地に移転しました。鈴木氏は大学法学部を卒業後、平成5年まで地元楽器メーカーの経理部に務めていましたが「士業をめざしたい」と思い退社し、平成6年に入所。働きながら税理士試験を受け、平成11年に税理士登録しました。それまで鈴木得郎氏の名前で開設していた事務所でしたが、法人として長くお客様と付き合い、支援していくために、平成14年に先代の戸田氏、鈴木得郎氏とともに3人目の役員として法人化。平成23年8月、鈴木氏が代表社員になりました。

情報発信を強化した仕掛けづくり

現在は社員税理士3名(役員)、補助税理士1名、社会保険労務士1名、職員6名の11名で、法人110ヶ所、個人50ヶ所のお客様の会計・記帳指導、記帳代行、決算及び申告書の作成などを行っています。お客様のニーズに柔軟に対応し、可能な限り要望に応えることに努めています。目下のところ、お客様に役立つ法人税制などの情報発信ができるよう、ホームページなどIT媒体の強化をすすめています。「お客様や金融機関からの紹介だけでなく、ITを駆使した仕掛けが今後さらに必要になってくる」と言います。

高付加価値の組織をめざす

「代表社員になって、それまで同僚として切磋琢磨した社員から見られる目は甘くなくなった」と言う鈴木氏。それでも業界では独立をめざす士業もまだまだ多いなか「社員と一体になって、法人社員として長く働き続けてもらえる企業づくりをしていきたい」と語ります。そのために鈴木氏は経営指針の必要性にも触れ、個々の能力や力量だけで図れない「『会社の軸』を固め、付加価値の高い組織をつくっていきたい」と抱負を述べました。