共通語としての経営理念作成~御殿場支部10月例会

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経営に行き詰っていたホテルを再生した、八坂豊氏(八坂事務所 代表・神奈川同友会)の講演例会が、エピスクエアで開催されました。

ホテルマンに憧れ、その仕事に従事してきた八坂氏は、要請を受けホテルの再生をめざして現地に赴きました。行ってみてわかった社員同士の距離、協力しあう体制ができるまで、思っていた以上の時間を要しました。泊まりがけでつくった経営理念と行動指針、そこに命が吹き込まれるには、いましばらく時間が必要でした。そして理念の解釈を考える中で、社長としてやるべきことが見えてきます。理念は憲法、指針は法律、たとえ社長といえども法にそむく言動があってはいけないのです。誰のための理念なのかといえば、まぎれもなく経営者のため、そう断言します。

「あなたの会社に足りないものは?」をテーマにグループ討論。社員とのコミュニケーション不足という意見が多く、経営者として理念に命を吹き込むために、講師をみならってやっていきますとの決意が聴けました。

 

御殿場支部第344回例会の司会進行は、16年連続皆出席の根上武久元支部長が務めました。