第27回全県経営フォーラムin御殿場

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全体会で挨拶する遠藤一秀代表理事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「復活できるか静岡~一人ひとりが時代を認識し、強固な経営基盤を築こう~」をメインテーマに、第27回全県経営フォーラムが御殿場高原ホテルを会場に208名の参加で開催しました。全体会では、勝亦英樹実行委員長、遠藤一秀代表理事が挨拶。その後、地元御殿場の若林洋平市長と静岡大学の浅利一郎副学長よりご祝辞をいただきました。

記念講演講師の高橋美加子氏

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記念講演は「逆境に負けず地域の未来を創る、中小企業家の挑戦」をテーマに、高橋美加子氏(㈱北洋舎クリーニング・福島同友会相双地区会長)が講演しました。東日本大震災を境に一変した地域環境。地域があるからこそ、企業も人も存在できると語り、震災当日からの惨状や地域再生の取組みを、映像や詩とともに参加者に伝えました。逆境のなかでも、自身や仲間の会員を動かした底力を同友会3つの目的と語りました。彼の震災から地域のなかで会社は従業員に支えられて成り立っていると痛感し、従業員一人ひとりとの信頼関係、すなわちどれだけ従業員を信じることができるのかと改感しました。創業した両親の想いを受け継ぎ、創立60周年の経営理念発表会をきっかけに従業員全員で唱和できるようになりました。悲しみや絶望の底に見えた一筋の光に希望を重ね、事業再生とともに、若者や子ども、大人たちが集まる新たな南相馬のまちづくりの展望と未来に会場から大きな拍手が送られました。

 

分科会グループ討論の様子(第4分科会)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後5つの分科会に分かれ、報告と討論が行われ、学びを深めました。第1分科会は「20年後の明確なビジョンが明日をつくる」をテーマに前原毅氏(ダイヤ水処理(株)・御殿場)。第2分科会は「本業の水平展開は、社員と共に見る夢創造企業」をテーマに前島章則氏(不二軽窓販売(株)・富士)。第3分科会は「提案型下請け企業づくりで必要とされる会社を目指す」をテーマに川越卓弥氏((株)沼彫・沼津)。第4分科会は「時代認識を深め、地域の現状と未来をどう捉えていくのかを探る」をテーマに、稲原研氏(松屋電気商会)、遠藤正人氏((株)富士トレーディング・富士)、加藤建美氏(長谷川建設(株)・榛原)、鈴木勝博氏((株)アイ・クリエイティブ・三島)、松葉秀介氏(松葉倉庫(株)・志太) 。第5見学分科会は「地山・地燃と連携で地域を元気に」をテーマに、込山正一郎氏(富士総業(株)・御殿場)が報告しました。