第44回中小企業問題全国研究集会IN広島 静岡同友会39名が参加

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簑氏(左3人目)と分科会に参加した富士宮支部会員

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人を生かす経営の実践を広げ、仕事をつくり、暮らしを守り、夢の持てる地域をつくろう」をテーマに、2月13~14日、第44回中小企業問題全国研究集会(以下、全研)が開催されました。静岡からは39名、全国1288名が平和都市広島の地に集結しました。初日の分科会では、第7分科会報告者の簑威頼氏(富士宮支部)をはじめ全18分科会の学び、2日目は全体会と松井一實広島市長より被爆地広島からのメッセージ、そして特別企画「人が育つ会社づくりこそ企業発展の道」をテーマにパネルディスカッションが行われました。

川口広島同友会代表理事(左)と鋤柄中同協会長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開催地を代表して広島同友会の川口代表理事は「全国各地から1288名が集まり開催することができました。来年、広島は原爆投下から70年の節目を迎えます。被ばくされた人たちの思い、そして東日本大震災で被災された人たちの思いを風化させることなく、現状の共有と支援をしていきたい。広島同友会に入会して25年。地域からの同友会の期待は高く、中小企業振興基本条例制定は会の責務と感じています。2日間の学びを起点に同友会の意義と役割を確認しあい、今後も確信を持って同友会運動を進めていきましょう」と伝えました。
続いて主催者を代表し、鋤柄中同協会長から、平和都市広島での開催を意義深く捉え、「昨年の福岡全研から1年。時代変化の中でじっとしている経営ではなく日々革新していくことが大切です。平和の有難さを感じ、2日間の学びを各地同友会に持ち帰り、多くの会員に勇気を与えてください」と挨拶しました。

特別企画パネルディスカッション

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別企画では千葉同友会の広浜氏、岩手同友会の河野氏、広島同友会の能登氏、3名の会員が、人が育つ会社づくりの経営実践を報告しあい、同友会運動の根底にある労使関係の見解(労使見解)を深めました。3名の実践報告を受け、自社の経営指針を明確にし、経営者人生を全うすること。また、人が育つ環境づくりを進めること。そして自社の役割、誇りを社員と共有することが大切と、コーディネーターを務めた国吉中同協副会長がまとめました。

2日間のまとめに、中同協幹事長の広浜泰久氏が3点に絞り報告しました。平和な世界実現のための牽引者になろう。そして、会員皆で人を生かす経営の真髄を学ぼう。最後に、自社経営、同友会発展のために科学的なアプローチもしていこう、と参加者に伝えました。最後に、次年度設営の神奈川同友会、第45回全研実行委員長の岡野氏が閉会挨拶を行い、閉会しました。