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第23回 中同協役員研修会を終えて

カテゴリー:新着情報, 静岡全県|最終更新:2014年06月10日

平成26年5月22日(木)から23日(金)にかけて、富山カナルパークホテルにて、第23回中同協役員研修会が開催されました。全国的視点に立ち、同友会運動を進める各同友会のリーダーを養成することを目的としたこの研修会には、全国から103名、静岡県からは7名の役員が参加し、同友会運動の歴史、理念、到達点、今後の課題と展望、リーダーの役割を学びました。今回は静岡からの参加者の中から、秋山和孝氏(㈱アイソー・沼津支部)、河合浩史氏(板橋工機㈱・沼津支部)に報告して頂きました。




「改めて学んだ同友会誕生の目的と背景」

富山での中同協役員研修会に参加しました。赤石前会長、鋤柄会長、広浜幹事長というビッグ3の講師によるものだけに、多くの学びがあった2日間ですが、静岡に帰っても伝える責任があると思いペンを取りました。まず鋤柄会長からは、99.7%の中小企業が地域に根ざして社員を雇い、納税もできる環境作りに努める「憲章運動の推進」については、地元選出議員とも強いコンタクトが必要、と指摘します。また、経営者がこれほどに謙虚に学ぶ会は同友会以外にない、としながら、先輩が後輩を教える仕組みとしてリーダーの役目に触れていました。真のリーダーは常に経営者として自己革新ができる総合的な能力を養い、理念の実践者として会の先頭に立ち、語りべとならなければいけない。またそのリーダーは同友会が育てていき、役員になると自分の知らなかった能力が発揮される、と言います。

また赤石氏からは、なぜ同友会を作らなければいけなかったのか、時代背景と併せ、労使見解が生まれた歴史と理念について学びました。多くの人々が中小企業で働いている以上、個人として尊重され、その生活が阻害されるようなことがあれば言うべき存在がなければならず、経営者の声を公平に伝えられる会を作る、という目的があったと言います。また労使見解も、どうしたら食える中小企業に、そして自慢できる賃金でいかに社員と共に一体となり、暮らしを守れる中小企業になれるかといった、必要に迫られた背景から志を共有するものが生まれたとのことです。

そして二日目の広浜氏からは「同友会運動発展のために」として、三つの目的と自主・民主・連帯の精神、また国民や地域と共にいかにめざしていくか、自社の事例に照らした具体的な話を頂きました。まず良い会社をめざすのに不可欠な労使見解と経営指針について、つまずきやすいケースとして次の4点を採り上げていました。

 ①労使の信頼関係がないと大変なことになる。
 ②全ての自社に纏わる課題を織り込ませる。
 ③最終的に社員一人一人が月毎、週毎のPDCAを回していく。
 ④経営指針を本物になるまで取り組む覚悟があるか。

幹事長自身、本物になるまで15年かかったと言います。また社員との接し方についても、自分は忘れていても社員はしっかり憶えている、というくらいに経営者の影響力は大きい、との指摘です。指針の実践についても、いつまでにどれくらいという数字でモノを言う習慣づけが必要とのことです。とにかく同友会は自分の生き様を磨く会として、学んだことをいかに実践していけるかが私たちに問われています。

秋山 和孝氏(㈱アイソー・沼津支部)



「役員としての使命、経営者としての覚悟」

「『実践』という言葉、軽々しく使っていませんか?」という森田昌孝富山同友会代表理事の挨拶から始まった役員研修会。「同友会で学ぶ仲間は多いですが、それをしっかりと実践している方は少ないのではないでしょうか」という投げかけに、冒頭から緊張感漂う幕開けとなりました。

今回の研修会で、特に強く印象に残った学びを3つご紹介します。1つ目は、「経営者は、経営の勉強を一生懸命しなければならない」という事。「良い会社」とは、10年後の社員の給料を具体的に示せる会社であり、その実現の為に経営者は一生懸命経営の勉強をしなければなりません。例えばバイオリン演奏者の世界では1万時間練習すると一人前に弾けるようになるそうですが、経営者も毎日2時間は経営戦略を考える。それでも17年を要しますが、指針に基づき、社員を採用して共育し、障がい者雇用を考え、ワーク・ライフ・バランスを取り入れる。このような「経営者としての成長」の為の弛まぬ努力を、欠かしてはなりません。

 

2つ目は、「経営者は、会社を発展へと導く目標を明確に示し、その進捗を社内全員で共有できる場を創らねばならない」という事。会社に必要なのは、「継続」ではなく、「発展」です。その為には、目標は3~5%等という容易に実現可能で存在価値の無いものではなく、10~50%という高く解りやすい数値で示すべきです。そして、その目標に対する現在の到達点について、役員から社員まで全員で、道徳的・抽象的な言葉による誤魔化しの無い、数値を入れた科学的な言葉によって具体的に確認し合うことが大事です。経営の機会損失を起こさせないためには、課題は明確で、役割分担が出来ていて、進捗状況を1週間に1回、せめて1ヶ月に1回は確認し合える事が不可欠で、経営者はそのような環境づくりに努めなければなりません。

最後に、「良い経営者は役員や社員を引っ張る事、次に押し出してあげる事」。社員の育成、チャレンジへの後押し、自発的な成長を促すのも、経営者の務めです。そんな素晴らしい会社が同友会には2割存在しているそうです。

同友会役員としての使命についての講義でしたが、私としてはこれが経営者としての覚悟であると感じました。私は支部長の役割を学ぶ覚悟で今回の役員研修会に臨んだのですが、鋤柄会長、赤石相談役、広浜幹事長によるご自身の経営体験を披露しながらの講義に、私も自社の経営について今までのやり方で本当に良いのか、見直すべきことは無いのかを、深く振り返るきっかけを頂けた時間となりました。

河合 浩史氏(板橋工機㈱・沼津支部)

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