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県同友会設立40周年記念特集 設立メンバーが語る同友会 -第四回- 小野 清氏

カテゴリー:新着情報, 設立メンバーが語る同友会, 静岡全県|最終更新:2014年11月10日

県同友会設立40周年記念特集 設立メンバーが語る同友会

第四回 小野 清氏((有)小野美術印刷所・静岡支部)

ono-shuzai


同友会に入会したのは私が38歳の時です。入社して10年間を2番手として、激動の時代を無我夢中で過ごし、落着が出た時に経営者として欠けている事に焦りを感じていた頃、お客様でもあった勝又悦朗氏(静岡同友会顧問)に誘われての事でした。

会発足の準備を進めてきた十数名を中核として静岡同友会は生まれたのですが、この中核メンバーが本当に凄い方ばかりでした。「中小企業の経営者が業界を超えて集い、本音をぶつけ合い学び合える会を創ろう」という熱い想いを目の当たりにした事、そしてそのような経営者達との出会いは、若い時分の私にとって絶大なカルチャーショックでした。これは、私に経営者としての土台が出来ていなかったから受けた衝撃であり、この時に「謙虚に学ぶ」という同友会の原点が刷り込まれたのだと思います。

同友会では、業種や立場の異なる方が集い、経営者としての成長の為に学び合います。私も会活動に参加し、学びを自社に持ち帰り実践しようとするのですが、土壌も風土も違うので、すぐに効果は出ません。しかし、いつしか姿形を変え、自社や自分の内に根付いているのです。だから、間口は広く構えた方が良い。有形・無形を問わず、何からでも学べます。私自身も、会活動の都度「これを学んだ」と実感していた訳ではないのですが、活動への参加を通じて、身に染み入るように学んでいる事が沢山あるのです。これは、同友会の原点が「学び合い」にあるからです。会員が互いに学び合う中に身を置き、「謙虚に学ぶ」という姿勢で活動に参加していた事で、数えきれない程の学びが自然に蓄積されたのだと思います。

これまでの40年の間で、会での学びに物足りなさを感じて退会された方もありました。しかし、同友会には、経営者として上を目指し学びを求める、素晴らしい経営者達が集まっています。これはつまり、「どのような人からも学べる」環境なのではないか、と私は思います。

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さて、同友会はどうあるべきかという事を考えると、私は「何を目指せ」というのではなく、その時に在籍する会員の資質が会の方向性を生み出していくのだと思っています。設立当時の中核メンバーは、皆エネルギーに溢れていました。凄いメンバーの中で、「参加していいのだろうか…」と不安にさえなる程でした。
結果として参加し、彼らから受けた衝撃が今の自分の土台をつくっています。詰まる所、人との出会いが人間を作っていきます。そういう中で、経営はどうあるべきかを学び合う、経営者の素地を創る場が、同友会の本質なのだと思います。

設立当時は、今には無い学びがありました。出来上がっている中に入るのと、創り出すのとでは、根本的に違います。生み出す事に対して皆がエネルギッシュであり、またそのような活動の中だからこそ学べるものがありました。発起人は、大変なエネルギーを持っていました。会発足当時は、形の無い中を手探りで活動していた為、いろいろな事がありました。それこそいろいろな問題も起こりましたが、それを目の当たりにしてきた事が、自分を作ってくれたように思います。

一方で、裃を脱いで謙虚に何でも受け止めるという基本的なものは、時代や環境が変わっても、何も変わっていません。当時の人達の精神が受け継がれ、時代毎に集まった人達のエネルギーがその時代の同友会の方向性を創っていくのだと思います。

このように、同友会の「方向性」とは、自然と生まれるものだと思っています。
そして、今の静岡同友会には、誰かに大義を押し付けられるのではなく、皆から自然と生まれる形で「同友会としての品格」というものがあっても良いと思います。この自然と醸される品格を、新しく入る人達が自然と感じる、というのも良いのではないでしょうか。

これは、皆が優等生になれ、という事ではありません。言動や考え方を通じ「さすが同友会」と思わせるもの、そのような「品格」を目指しても良い時期にまで、今の静岡同友会は育って来ていると私は思います。

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振り返ると、設立メンバーの中には、倒産や、それ以上に悲しい別れ方をした方がいます。人生の中で、どうにもならない事はあります。いわゆる「時代の女神」に去られてしまった方々は、その結果からいろいろな事を教えてくれています。皆さんには是非、そこからも学んで欲しいと思います。

一方で、彼らの強い想いは、今なお会内に受け継がれ、息づいていると感じます。設立に際しては、発起人メンバーは熊本まで赴いてそのノウハウを学んできました。その熱意や当時の苦労を、今の時代に体験する事はできません。時代毎に環境が違い、得られるものもまた異なります。言い換えれば、どのような場面、場合にも、得るものはあります。

かつては「学ぶ」という事より「会をどうしていくか」に奮闘していました。先人が苦労しながら創り上げた同友会の中で、今の時代の方が、学ぶ為の環境は整っていると思います。上辺ではない知恵やアドバイスを受けられる同友会で、皆さんも活動を通じて、沢山の事を得て欲しいと思います。

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自身を振り返ると、私は人に対し畏れを持っています。私は「誰からも学べる」と思っていますが、学べる方に出会うという事は、自分には無いものを持っている方に出会うという事でもあります。それが、私が人に対し畏れを持つ理由です。

畏れとは即ち謙虚に学ぶという事に繋がり、これが無いと、どれ程よい学びも頭の上を素通りしてしまいます。「学ぶ姿勢=経営者としての素地を学ぶ」という事は何よりも大切です。同友会は「学び方を学ぶ場」と言われますが、これは会を実に良く表しています。この「学び方」が全ての土台になります。

勝又氏は私にとって人生の師であり、本当に凄い出会いをさせて頂きました。人間を育てるのは「出会い」だと思います。ただ、出会いをすれ違いにせず成長のきっかけとするには、何かしら互いに共鳴するものが無ければならず、そのようなものを自分が持っていなければなりません。私にとってそれは、謙虚さだと思います。謙虚さがあれば、出会いの扉が開かれます。

ono-shuzai

会員の皆さん一人ひとりが、大なり小なり同友会の理念に共感し、実践されていると思います。その理念がどれだけ咀嚼されているかは、貪欲に、謙虚に求めていく姿勢の現れだと思います。

何かを学び得る為には、大前提として「学ぶ気持ち」「学ぶ姿勢」が無ければなりません。学びを学びとして受け容れられる資質、何からでも学べるという気持ちや姿勢が大切です。「学ぶ」という事を知る事から始まるのです。

成長に「ここまで」はありません。一方で、人生は長いようで短いです。同友会は、肌が触れ合うような人との出会いがあり、そこに沢山の学びがあります。
目標でもある勝又氏をはじめ、私は全国の数々の凄い方に出会い、まさに「会員はそれぞれに辞書の1ページ」を実感しています。学びを感じ受け取る感性と、経営者の土台とも言える「謙虚に学ぶ」という姿勢を学び、皆さんの出会いを成長に繋げて欲しいと思います。

インタビュー:青山 達弘氏((株)青山建材工業・静岡支部)
望月 宣典氏(清水クレジット(株)・静岡支部)
髙田 奈々氏((株)ギャロップ・静岡支部)

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