【中日本ブロック支部長交流会】支部長に課せられた使命と責任

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支部長及び組織関係役員80名弱の参加のもと、同友会を深く学び「同友会と企業経営は不離一体」として捉えることを目的として、6月25日(木)ウィンクあいちにて中日本ブロック支部長交流会が行われました。基調講演は、徳島同友会代表理事の山城真一氏による「増える減らない支部、こつこつ続けた秘訣」。1996年に36名でスタートした徳島同友会。2006年の青全交設営のために無理な会員増強をして大量退会者を出した失敗談や、現在、全役員96人中93人が経営指針の成文化を行い、現行の経営指針実践塾でも「同友会の本を読む」「労使見解に感激する」「会員のサポートに感激する」という同友会の基本理念を本籍とする学びにこだわり、例会を通じて会員満足度を高める活動を行っている報告がされました。

続いて「①支部長の役割として企業づくり」「②増える組織、減らない組織」をテーマに行われたグループ討論では、「会員は同友会の理念に共感していないといけない。経営者の学ぶ団体。役を受けて、やらざるを得なかったことが今の財産になっている」「例会作りの過程でのアドバイス等が一つの学びの場」であることや、「支部長は、経営指針を作り、それを実践して示していなければならない。地域を代表する事業所にならなければいけない」など厳しい指摘もされました。基調講演の講師は「同友会運動の本質について、他県や中同協の教えをもらいながら学びの場としてやっていくことが大切である。」とまとめました。中身濃く大いに刺激を受けた交流会の成果をいかに支部活動に生かせるか、責任は重いと感じました。

堀池 勇氏(司法書士堀池勇事務所・榛原支部長)