“木と人の架け橋”という理念を胸に… ㈱北田木材 北田 記章氏(御殿場支部)

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“木と人の架け橋”という理念を胸に…

㈱北田木材

専務取締役 北田 記章氏(御殿場支部)

事業内容 林業・素材生産業

創業   1963年10月/設立   2015年3月

社員数  正規7名

入会   2014年4月

所在地  駿東郡小山町竹之下1019-2

URL:http://kitada-r.jp/

林業の業態変化と必要性

祖父の代から続く㈱北田木材は、北駿の山林で材木を切り出し販売している会社です。創業当時は国有林を主として出材していましたが、時代の変遷によって次第に民有林へシフトしていきました。その後、木材需要の低下や木材価格の低迷のため民有林の森林整備が減り、山林が荒れた時期もあったそうです。そして現在では、森林には水源のかん養や災害防止、CO2吸収量の確保など公共財としての価値が認められるようになりました。森林整備事業に様々な補助金が支給されるようになり、同事業を通じて山を守っている、とのことです。


北田 記章氏(左)

人手不足に悩む林業業界

地球環境を守るという側面を持つ林業業界ですが、慢性的な人手不足に悩まされています。理由は熟練が必要なうえに労働環境が過酷なため。近年では急速に機械化・省力化が発展し、㈱北田木材でも積極的に機械を導入しているので、昔に比べるとだいぶ熟練度や労働の過酷さは減ったそうです。それでも異業種から採用したIターン社員などは「自然の中で働きたい」というイメージと、想像以上にワイルドな現場とのギャップで長続きしないと悩んでいました。

同友会で創った理念を携えて

北田氏は昨年、御殿場支部の経営理念部会で経営理念の成文化に取り組みました。ここには「木を活かす」の文字が踊ります。木と人の架け橋となり、地域を支える森林を守り育てる技術者を育成し、未来へ続く森林づくりに貢献する。そして多くの人に木の恩恵をお届けするといった理念が作成されました。今後は同友会活動を通じて経営理念の浸透に努力し、経営指針作成や社員共育などまだまだ多くの学びをしていきたいと語ってくれました。

取材・記事:大川 隆久氏(フヱタ工業㈲・御殿場支部)
勝亦 英樹氏(勝亦製材駿河鉄骨㈱・御殿場支部)
取材:勝間田 誠氏(㈱文化堂・御殿場支部)
杉山 正英氏(㈲杉山正五商店・御殿場支部)
松岡 健二氏(㈱オサコー計画・御殿場支部)