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【私の逸品】素材を問わず、複雑な加工も迅速対応!! ㈲トーシン 遠藤 優輝氏 沼津支部

カテゴリー:新着情報, 沼津支部, 私の逸品|最終更新:2016年10月14日

【写真】遠藤 優輝氏

会員企業名 ㈲トーシン 設立 1983年12月20日
会員名 遠藤 優輝 業種 製造業(金属加工業)
所属支部 沼津支部 従業員数 正規10名
会暦 2016年3月入会 事業内容 工作機械部品、スピンドルスルーを生かした各種加工

 

現在、遠藤優輝氏(㈲トーシン 専務取締役)は、代表取締社長である遠藤眞弘氏(父)の二代目となる後継者で、入社して7年目になります(2016年10月現在)。以前は、中学校から続けていたバンドを大学卒業後も続ける一方で、一時は金型設計の企業に就職し、学生時代に独学で身に着けたCADの技術を生かしながら仕事をしていました。もしも㈲トーシンに入ることになったら役立つだろう、という漠然とした考えも持ちながら…。しかし、就職した金型設計の仕事は非常に忙しく、週2~3日徹夜をすることも続き、これではバンド活動との両立ができない、と転職を決意。その際、せっかくCADの技術を持っているのでこれを活かした仕事をしようと決め、建築CADの仕事に就きます。ここでの仕事でCADの勉強をさせてもらう中、26歳の時に「このままでは食っていけないなぁ」と感じます。その時期、㈲トーシンでは高齢の従業員が定年退職する時期を迎えていました。この機に社長から帰って来るよう促され、同社に入社することになった、とのこと。現在では、金型設計の仕事で学んだことが今の仕事に役立っているそうです。

私の逸品
㈲トーシンでは、ステンレス、アルミニウム、チタニウム、鉄、銅、真鍮、化学樹脂、鉄鋳物、銅鋳物、アルミ鋳物など様々な材質の素材を加工しています。取扱い、顧客から受けた注文(図面)を元に、指定の材料を購入し、工作機械を使用して加工及び検査して、お客様に納品しています。『展開図⇒レーザー加工⇒曲げ加工⇒穴開け加工⇒ボス付け⇒溶接⇒反り取り⇒メッキ⇒仕上げ』というように、製品は様々な工程を経て完成しています。なお、同社では全ての工程を社内で行っているわけでは無く、途中の工程を協力会社に依頼して納期通りに納品しています。受注した製品が全て社内で加工出来なくても一貫して自社で受けており、遠藤氏は納期に間に合わせるための全ての段取りについて、協力会社を含めて対応している、とのこと。このように対応することで、お客様は多数の業者に依頼する手間が軽減されるそうです。
しかも、加工の大きさは、1~2,000mm、加工数は、1~∞個、納期は一般的には72な時間以内(*但し数量、加工難度により多少異なる)と、様々なロットや加工に対応しています。遠藤氏は「この対応力こそが自社の強みであり、お客様からの信頼の獲得と更なる受注に繋がっている」と断言します。また、自社から近い協力会社と連携していて横持ちの時間短縮を実現していることも、この強みを生み出している、とのことです。

材料加工前

上段写真の加工後

加工前(左)と加工後(右)

手書き図面をCAD図面に
遠藤氏はCADの技術を生かし、お客様からの手書き図面をCAD図面にして確認をしてもらうようにしています。こうすることで、確実な作業ができるようになったとのこと。また、PDF図面で依頼を受けた場合、工作機械に数値データを直接入力することもできますが、加工方法や形状が複雑な場合には時間がかかります。これをCAD図面に書き直すことで、工作機械に数値データを転送することができるようになり、作業効率の向上にもつながっているそうです。協力会社に依頼する時もCAD図面化したほうが作業時間の短縮につながる、とのこと。現在では、金型設計の仕事で学んだことが今の仕事に役立っているそうです。機械加工屋が金型のことについて「ゲート位置を変更すると鋳物の流れが良くなり隙間ができにくくなる」等、お客様と打合せがお客様と打合せができることは珍しいそうで、遠藤氏の過去の経験が自社にとっての更なる強みになっています。

経営と夢
最後に遠藤氏に、どんな経営を目指すかと夢を語ってもらいました。「現在、㈲トーシンでは入社 1年弱の社員が2名いるのですが、加工作業をするのに指示や確認をしたりと遠藤氏が作業現場で管理する部分が多くあります。この2人をベテラン社員のように、図面を渡せば全て任せておけるように成長させたいです。人材のスキルアップにより当社の強みである少量多機種対応がより強化されると考えています。中小企業は、やはり人に依存する部分が大きく、人材育成を実現することによって私が現場で指示することが少なくなるので、私は営業活動に専念して新規受注を増加させ、利益アップに繋げていきたいです。
また、外注へ様々な加工の依頼をしていますが、ゆくゆくは自社内で一貫生産できるよう規模拡張をしたいです。今は受注生産がメインですが、製造業として自社ブランドで開発したものを製造し販売したいと考えています。加えて、過去にバンド活動をしていたためにオーディオを趣味で収集しているのですが、いつか自社でオーディオ関係の部品類を設計・製造したいです」と語ってくれました。

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取材・記事:上野 祥行氏(エスティーエス㈱・沼津支部)

取材:渡邉 建氏(㈲ドリームズミュージックエンターテイメント・沼津支部)

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