【シリーズ羅針盤】2011年11月号第6回 片野浩一氏(㈲弥生製作所)

カテゴリー:経営指針

同友会に入会して8年目、工場移転をし、早いもので5年目という大きな節目を迎えようとしています。

指針の会は、とてもレベルの高い経営者の方々が集まり、熱い想いを持って経営に全力投球しています。その中で共に勉強させて頂き感謝しております。

入会する以前の私は、何をどうして良いのか理解できず、ただ動き回って疲れるばかり。不安がいっぱい。結果も良くない。自信の出ない毎日。この様な事で経営が上手くいく訳がないという恐怖心や危機感。

そんな折に創る会に入会するチャンスがありました。この会で自分の思いを発言し、勉強を重ねていくうちに、とても大きなものを手に入れました。それは、やれば出きるという自信です。

会社経営は簡単ではない。しかし自分自身が変化すれば、どの方向にも自由に向くことが出きる。プラスのイメージトレーニングをしながら、私自身に、会社の将来を考える問いかけをすることが出来たのです。

この時期はまさにリーマンショックの真っ只中であり、とても厳しかったのですが、指針の会と出会っていた私にはチャンスと考えることができました。

この大不況を勉強することが出来る。そして、皆様からいただく経験談を元に、自分自身の考えを活かし、次の不況時に大きな力を発揮できる。

そう考えられる程、この指針の会は私の心を強くしてくれました。

このまま自分の思いをぶれずに熱く継続して持ち続けること。そして、社員一人一人の良さを発揮できる環境を創る等、まだまだ課題は多くあります。

今、我が社は役員が作り上げた指針書に導かれて力強く動いています。そしてこの目標が達成された暁には、次の目標に向けて社員と一緒に指針書を創ってみたいです。

社員に対する思いと自分自身の思いが共有できて発展する指針創り。これからも良い会社にする様、一丸となって邁進してゆきます。

第5期経営指針を創る会卒業生

片野浩一氏(沼津支部)