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県同友会設立40周年記念特集 設立メンバーが語る同友会 -第二回- 勝又 悦朗氏

カテゴリー:設立メンバーが語る同友会, 静岡全県|最終更新:2014年09月10日

県同友会設立40周年記念特集 設立メンバーが語る同友会

第二回 勝又 悦朗氏(同友会顧問・元 青島文化教材社・静岡支部)

katsumata-shuzai


【過去】県同友会のスタート
~記念すべき中小企業家自身によってつくられた中小企業家の会の発足~

戦後荒廃した国土の中で、生きんが為中小企業家は真っ先に復興に立ち上がりましたが、1946年12月占領政策で、基幹産業の大企業を優先的にする事となり、中小企業は資材、資金、電力などの不足状態になりました。

産業復興が一段落した1955年以降、日本経済は二桁成長となりました。途中「二重構造論」が問題となりましたが、現実には大企業成長政策に重点がおかれました。

1970年代には高度経済成長は過熱し、加えて米の金ドル交換停止のドル防衛策ショックによる株価暴落、1971年12月20日初の円切り上げ1ドル308円と円高が始まりました。1973年10月には石油関連会社5社が10%の原油値上げを通告、石油ショックの始まりです。中小企業の資材の確保はピンチとなりました。

10月末には尼崎市の某スーパーでトイレットペーパーに消費者が殺到、パニックが起き、たちまち全国的に生活物資の買い占めが拡がりました。

1973年中に全国の平均地価が32.4%上昇。
1974年1月には東京都区内の消費者物価、前年同月比20.4%上昇。
1974年4月には春闘共闘委81単位600万人、史上最大のゼネストを決行しました。
1974年11月には私鉄、国鉄など59単位355万人が統一ストを決行しました。

こうした狂乱物価、物情騒然の外部環境の日々の中で、中小企業家が自らの手で難局に立ち向かう会を結成したことは記念すべきことと思います。

高度経済成長が終焉してこれからは数%の成長しか望めない「物と情報の過剰時代」に突入したこの時こそ、中小企業家の自立した活動が出番だったのではないでしょうか。

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さて、静岡同友会発足当時を振り返ると、中同協と静岡では異なる点がありました。当時の中同協は、国吉昌晴氏、田山謙堂氏、大久保尚孝氏が「学びの会を創る」と暗中模索の中を奮闘していましたが、静岡同友会は、「知り合い、学び合い、助け合う」のうち「知り合う」を重視し活動していました。

今のように例会で「我が経営を語る」が定着したのは、全国行事を静岡で開催したのがきっかけです。静岡県では知り合うことを重視していた当時、赤石義博氏が唱える「他の経営者の生き様を学ぶ」は中同協の基本姿勢となっており、また「学び方を学ぶ」という考えも全国に広まりつつありました。この学び合いの姿勢は静岡にも徐々に定着していきましたが、なかなかグループ討議までには至りませんでした。それが、全国総会を静岡で開催した事を機に中同協の姿勢や手法が浸透し、今のスタイルが自発的に定着していきました。


【現在】三つの目的で2,000名以上が参加した40年の同友会運動
~何のために経営をするのか?の問いかけ合いや経営指針づくり、自主・民主・連帯の日常的な実践をしています~

同友会設立から40年が経過しましたが、その間に入会された方は2,000名を超えるものと思われます。入会も大会も個人の意思決定によるもので、自主の基本理念で尊重されています。同友会の三つの目的や、自主・民主・連帯の基本理念、知り合い、たすけ合いの活動に触れられた方々が2,000名以上おられることは、心強いです。
退会した方もいらっしゃいますが、同友会では入会と同じく退会も会員の大切な「自主的な意思決定」であり、この自主性を大切にした結果です。自主でなければ、個々の力を会の力として発揮する事はできません。会勢が1,000人を超えた頃を振り返ると、会員各位が同友会を「自分の会」として捉え、各々が我が事の様に考え行動していた、即ち各々が「自主」で動いていた事の結果だと考えています。

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最近は「同友会はどうゆう会?」の声より「同友会で何をするの?」と参加の話が聞こえてくるように思います。
同友しずおかで毎号紹介される「新会員さん紹介」の欄に涙が出るくらい喜びを感ずるのは歳のせいかもしれませんが、若く溌溂とした皆さんが自社の発展と同友会の活動を合体させて飛躍されることを期待しています。

いま同友会は何をしようとしているか?は、月1回発行される『同友しずおか』と、月3回発行される『中小企業家しんぶん』で知らされています。
日々の仕事で時間が惜しいかもしれませんが、皆さんも是非、毎号封を切って目を通されることをお勧めします。特に6月5日号の『中小企業家しんぶん』定時総会議案書はお勧めします。

本年度の課題と活動方針では、第一節の企業づくり、第二節の日本経済と地域づくり、第三節の同友会づくりは見逃さないようお願いします。


【未来】中小企業憲章実現にかかっています。
~新しいコト&モノづくりと人づくりを成功させましょう~

明日からの未来で気になるのは戦争です。為政者が「平和のために」を叫ぶときは、鳥肌が立つ思いになってしまいます。これは「東洋平和のためならばなんで命が惜しかろう」の軍歌を唱わされていたからかも知れません。最近ケーブルテレビでヒットラーが国民の絶対的支持を受けるまでは「平和を断固守る」大演説をしていました。またベトナム戦争についてニクソン大統領は「我々の平和と民主主義の為」の戦いは終わった、と終結宣言をしていました。70年、一人も殺さず、殺されなかったのが本当の平和であり、持続されますように。

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未来を語るとき、叫ばれているのは「少子高齢化」です。30数年先には人口1億人になり、市町村に人が居なくなるところが続出すると予想されています。私は、人口7,000万人の世代に生きていましたので、人口が減って命までとられる事は無いと確信しています。

ただ、人口減少は様々な分野で変化が目まぐるしく起きてくることが十分予想されます。同友会が未来に向かって「新しいコト&モノづくり」に力点を置いた活動が待たれます。「憲章」の実践になるものと思います。

(1)事業連携による新製品&新市場づくり

企業連携研究会は、県専門委員会では最多数の委員の皆さんで活動されています。皆さんが明日への展望を語り合いながら創造的な開発テーマを出し、広く全会員に参加を呼び掛けて研究開発を実らせていけたらと思います。

(2)連携して人を生かす経営を

共育委員会、経営労働委員会、障がい者問題委員会、共同求人委員会、同友会大学、小松ゼミなどでは、人育ての活動をしています。中同協で提唱している「人を生かす経営を推進する三位一体」の考え方で、これらの人財に関する会の連携を強めましょう。

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このように、これからの同友会に期待するのは、自分づくりと他人づくりの両面における「人づくり」、学び合いの精神の深化です。また、人口減少や少子高齢化による情勢変化には危機感を覚えますが、同友会としてどのように対応するかを考えていくべきだと思います。情勢変化の中で求められるのは新しいコト・モノづくりです。会員の仕事を見ると、いろいろなビジネスの芽があります。これらを核とした「同友会ビジネスづくり」を期待します。情勢の変化は悪い事もあれば良い事もあります。時間が変われば、その時の常識も変わります。大切なのは、外部環境の変化に適応すべく人間の叡智を結集する事です。

高度成長期の終焉と同時に訪れたモノと情報の過剰時代の中、世の中は肉体労働から頭脳労働へシフトしていきました。現代もまた「知恵を出さないと仕事にならない」という時代ですが、人間尊重のためにもやる事はたくさんあります。年齢や会歴を問わず、皆の智慧を結集し、同友会を益々発展させてほしいと思います。

同友会を一言で表すならば、「人間尊重の会」です。これは他の会に無いものであり、人間尊重の一貫した姿勢こそ、同友会の最大の特徴です。経営者と社員さんが共通の目的を持って共に成長し、人間尊重経営を追求して頂く事を願うものであります。

インタビュー:青山 達弘氏((株)青山建材工業・静岡支部)

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