講師:福原修一氏(日栄工業㈱代表取締役・福島同友会 福島地区会長)

福島県はその面積の広さから、会津地区、郡山地区など地区制を敷いています。福島地区はこの20年、着実に会勢を増やし、その特徴は委員会活動の他に、30名規模で組織される研究会グループが、地区組織の土台となっていることです。こうした福島地区の「増と強」の取り組みをお話頂きます。

(日 時)  6月10日(火)PM7:00~
(会 場)  教育会館 4階大会議室 
      (静岡市葵区駿府町1-12 Tel:054-252-1011)

      聴講希望の方は、事務局までご連絡お願いします。

実行委員長に、沼津支部小柴明氏が選出され、全支部合同例会開催に向けて、本格的に始動しました。会場は沼津東急ホテル、記念講演、分科会、見学分科会と終日かけて学びあいます。

 同友会の専門委員会活動は、専門的な経営課題あるいは会運営における専門的な課題を追求する活動です。全県的な取り組みであることは勿論、全国の委員会行事に見られる様に、全国の同友会とも連携し、横断的な取り組みであります。
 静岡同友会では現在、名称は様々ですが、部会までを含めると22の部会・委員会活動が取り組まれております。活気のある静岡同友会の専門委員会ですが、改めて専門委員会の役割、活動の意義を学ぶため、専門委員・部会委員会議を開催致します。今回は講師に中同協の専務幹事である国吉昌晴氏をお招きします。県理事始め、支部の専門委員の方々、県専門委員の方々、積極的なご参加をお待ちしております。
日 時  6月9日(月) 18:00~20:30 同友会事務局
テーマ  専門委員会活動の取り組みの意義と課題~全国的視野を含めて~
報告者  国吉昌晴氏(中同協副会長・専務幹事)

 

2008年5月号【第1回】中小企業憲章と私 竹内昭八氏(㈱タケウチ・富士宮支部)

 

経済がグローバルする中で、大企業は安い労働力を求めて海外に進出し、国際競争力強化のための利益の蓄積と、競争至上主義の政策は国内に格差を生み出し、地方を疲弊させている。 一方で地球の環境問題は大量生産、大量消費、大量廃棄の現代文明に対して、待ったなしの歯止めを突きつけている。

こうした中で地域にその存立基盤を持つ中小企業が、地域住民と共に雇用を守り、共生のための競争的共存を目指して地域循環型社会を指向することは歴史的な意味がある。

 当社は地方の雑貨卸問屋。大型店の無差別な出店競争の中で地域小売店はシャッター通りに象徴されるように地盤沈下している。しかし高齢化、少子化社会や環境問題は欲望肥大型の大量消費の否定と商店街のもつ地域の安全安心の人間関係の回復を求めている。 そうした中で、卸店として地域の小売店の店頭を応援し、小売店が地域の人々に支持されることが地域活性化に繋がり、幸せの見える社会づくりに貢献することだと思う。

こうした地域おこしに果たす中小企業の役割を評価し、町のゾーニングや大型店出店の可否等あらゆる政策の判断基準に、中小企業への配慮を基本として据えて頂くのが地域振興条例であり、その日本版が中小企業憲章(中小企業の憲法)だと思います。

■竹内昭八氏(富士宮支部)