静岡大学連携講座「食と農の融合をめざした起業論」を宮城晴恵氏が講義。夢と生活をかけてのアロエ農園構想、そして資金調達の苦労、信念と熱情に揺り動かされて起業した自身の半生を交えての報告となった。

静大連携講座第8回目は山川安豊氏の講義「中小建設業の社会的役割」と題して行われた。建設業界の複雑な構造や工事受注から施工までの一連の流れを紹介、これからの建設業のあり方についての策を述べ、全産業の基盤を担う基幹産業であり、次代を担う若い世代が希望をもって働ける業界にしたいと熱く語った。

11月22日(土)第22回全県経営フォーラムが沼津市で開催されました。県下12支部会員、自治体政策担当者、静岡大学の先生方にもご出席いただき、280名を超える参加となり盛大に執り行うことができました。労使見解をメインテーマに掲げた今回のフォーラムでは、記念講演を愛知同友会、㈱丸竹 服部勝之氏が「自分が変われば企業が変わる~今こそ労使見解に学ぶ」と題し、経営実践報告。また午後からは、共育、理念、戦略、事業承継、視察見学と、6分科会に分かれて終日かけて学び合いました。懇親会には、10日に就任したばかりの栗原沼津市長も駆けつけ、地域活性化のために協力していきましょうとエールが送られました。

静岡大学連携講座「企業経済特論」の第7回目の講義は、ドアミラーの組立をしている(株)本杉製作所 本杉社長の講義。学生たちは、米国経済が日本の自動車産業に与える影響や、トヨタ生産方式の話を興味深げに聴いていました。

11月15日、あらたな受講生が参加し、テキスト「残業ゼロの仕事力」「残業ゼロの人間力」の読後感想で論議。ゼミ生発表は、戦争の語りベを引き継ぎたいと、「最前線でたたかった将校のメモから」と題し、戦時の日本人の精神性、戦場の実態などについて報告があった。

2008年11月号【第7回】 同友会での学びをコツコツと実践 自社の発展が地域社会貢献へ 井上斉氏(ワシロック工業㈱・静岡支部)

 

日々の経営活動の中で、会社をいかに発展させ、社員をいかに幸せな環境におけるかを問い、ひいては株主も含めた地域社会への貢献を考えながら活動しています。そんな思いではありますが、経済状況、業界環境に左右され、苦しい状況に苛まれているのが現実で、「いつかはきっと」が腹の底に潜み、経営計画の未達に愕然とし、今が正念場と何度もつぶやきながら社員とともに歩んできた16年間。結局何も変わっていなかったのが私自身では、と自問自答することもしばしばです。
初めて『経営指針を創る会』で学んだのが2年前、多くの諸先輩や仲間のアドバイスにより、大きな学びがありました。以来、毎年の社内計画発表の中で、今年こそが起死回生の戦略で差別化を計る第2創業として、マーケティング(売る)の重要性を感じつつ、同友会で学んだことをコツコツと実践するときです。

社是:『感謝』のこころ

経営スローガン『元気よくいつも笑顔で対応を!』
安全スローガン『気配り、目配り、無災害!』

今日よりも明日、今年よりも来年、問題意識と実践で日々成長、進化する企業を目指しております。

11月22日に開催される全県経営フォーラムのビジネスプラザの情報を掲載しました。(11月12日現在)

https://www.szdoyu.gr.jp/forum/2008/22forum/gaiyou.html#schedule

演題は「中小企業破壊の“地獄のサイクル”から、持続可能な地域づくりの“天使のサイクル”へ」となりました。1月31日(土)5:00pm~8:00pmホテルセンチュリー静岡を会場に行います。