7月25日(土)大阪同友会組織副本部長である、小林克己氏をお招きし「会員満足を考える研修会」が開催された。支部長はじめ支部役員を中心に40名が出席。
討論を深めるために重要なこととして事前のルール説明をする、討論を通じてそれぞれの学び方を学ぶ、共通認識にいたった点を確認し討論発表者に伝える。人の話を聞く力や、まとめる力を養うことが大切だと学んだ。
「グループ長の進め方次第で討議内容、方向性、落とし込みが変わり内容も希薄にも濃くもなる。発表者の発表内容もさる事ながら討議の進め方次第で内容が一変してしまう事に気づいた。」と、参加した竹内浩氏から感想が寄せられた。

 
 7月28日静岡市清水庁舎会議室において、静岡支部役員ら10名が静岡市経済局との意見交換会に臨みました。同友会からは、6月に実施した景況調査のまとめと報告に続き、3名の経営者が、各々の事業の経営環境と今後の展望について話をしました。静岡市経済局は、セーフティーネット保証の利用状況、企業立地促進助成制度、雇用関連の取組状況、地域産業の振興事業について、資料をもとに説明されました。11月に静岡支部が青葉公園で開催を予定している、しずおか街かど中小企業家フェアの開催について、静岡支部の松下実行委員長から概要が説明されました。


 7月24日午後、㈱タケウチ(代表取締役社長竹内いさや 富士宮支部)を日本物流学会会員が中心となって組織している、EIQ研究会(配送センターの設計・改善を考える研究会、東京海洋大学で毎月開催)のメンバーが視察に訪れました。竹内社長による、配送センター見学案内と、集荷・発送の仕組、運営実務の解説が行われました。積極的な質疑応答がなされ、今回の視察を基にして、双方の研究・業務改善に役立てたいとの意見が交わされました。


同友会県共同求人委員会は、静岡大学人文学部よりインターンシップ事業実施への協定書を受け取った。
この日、静岡大学人文学部の大橋教授(同学部インターンシップ運営委員長)から池ヶ谷委員(遠藤科学㈱)へ各会員受入企業宛の協定書が受け渡された。


今年度10月3日(土)全県経営フォーラム(以下、全県)第3分科会は県障がい者問題委員会によるパネルディスカッション形式で開催する。
今回、分科会打合せを兼ね静岡支部㈱モルティー(福地氏)の店舗にて開いた。当日は福地氏の手作りカレーも振る舞われ大変好評であった。
この日、分科会全パネリスト(京丸園㈱、㈱モルティー、静岡県厚生部障害者支援局)が集結、遠方の委員も参加した。
全県に向けてスタッフ一丸となって取り組むことを交わし、「全県成功へ・分科会成功へ」大いに盛り上がった会であった。


今年度の志太榛原支部7月合同例会は、香川同友会代表理事である野田勝利氏(ワイビー㈱代表取締役会長)をお招きしました。
参加者総数は70名を超え盛大に開催されました。
経営指針の重要性をはじめ、同友会活動を通しての共同求人活動や社員教育活動を通じた経験をお話頂き、参加者一同大変実のある合同例会となりました。

ワイビー株式会社経営理念
     志
『素直で正直な人づくり』

    使命感
『真心と美味しさで満足を届けるチャレンジャー』

    営業方針
1. 私たちは、お客様の視点を考えた商品とサービスを提供します。
1. 私たちは、運転に際し決定事項の意味を理解し、凡事徹底を積み重ねます。
1. 私たちは、自発的に目標設定を行い、具体策を日々継続します。

 7月16日(木)磐田市i(アイ)プラザにて浜松・磐田支部7月合同例会が開催されました。磐田支部より、伏見好弘氏(㈱ヒューマニティ代表取締役)、浜松支部より森島正浩氏(ヒロ建築工房代表)と井口隆義氏(税理士法人東海浜松会計事務所部長)が、自社の経営、事業内容について語りました。
伏見氏は、主力事業のボール(ガラス球、プラスチック球等)と、自社で扱っているこだわりの美味しい食品について紹介。会場では高山茶(ウーロン茶)を参加者に振る舞いました。森島氏は、木造建築の材料へのこだわり、適材適所による、耐久性・強度・意匠性について仕事に対する思いを熱弁。井口氏は、自社業務の変遷を紹介、パソコンが普及した現代の会計事務所へのニーズ、自社の経営を守る為の危ない取引先の見極め方を具体的項目を挙げて解説しました。
 両支部より総勢17名が参加しました。

2009年7月号【第15回】 中小零細企業のこれから 大滝淳氏(大滝重工(株)・志太支部)

 

2009年初頭から始まった世界同時不況、100年に1度確かに、直撃の大きい業種は自動車、電機機器、工作機械を中心とする産業で、我々に直撃しています。現在は週休4日制で中小企業緊急安定雇用助成金に頼っているのが現状ですしかしながら、今が大きな意味でチャンスではないかと思っています。なぜなら、この同時不況も、円高も何もアメリカだけが悪いわけではないという事です。とくに安くて良いものをつくっていった日本がいまの世界経済を創ってきたという事ですだから今の不況で日本経済のものづくりの中心である我々のような零細企業は技術、会社を変革のときだとおもっています。
我が社は大型機械加工でも縦型、横型の一品一様主義を行っていて、もう1度我々の技能を洗いだしすることを行っているところです。我が社の場合、社員の技術の中枢が団塊社員の為、若手社員に本当の我が社の特化した機械加工を植え付け、どこに行こうが、誰が入社しようがの“本当にわかるマニュアル”の作成中であります。今痛感して思うのは、各企業にはそこにしかない文化、技術があるということです。その各企業が今日の日本の大企業を支えてきたということです。これからの技術伝承は、以下のとおりです。1.加工技術のコツとかんの伝承2.実際にサンプル大型部品を作り1.を遂行させる(団塊もしくはベテラン社員が若手社員に)3.大滝の加工技術の平均化4.大滝の特化した加工標準の制定
これらのことは雇用においてのプロモーションにつながります。まだ固まっていませんが、我々の憲章です。


三島7月例会は参加者20名の中、㈱アイティエスの梶山新社長より我が経営を語る。題して「新米社長の大不況を生き抜く戦略とは?」。
停滞する情勢を打破すべく、梶山新社長が熱く語る。
「受け身の姿勢から攻めの姿勢へ」
その後のバズも大いに盛り上がった。

中小企業憲章の一次案が提起され、この一年かけて討論、精査し、来年の大分総会で承認へと結びます。全体会を前に、県代表理事はじめ参加した静岡同友会会員諸氏。あらたな展望開く、総会の学び。