1月21日(木)、磐田・浜松支部合同例会が開催。

全国の同友会でも推し進めている「企業変革支援プログラムステップⅠ」。
今回はその冊子をテキストに使用し、学習例会として参加者で取り組んだ。

テーマは「自社の立ち位置を明確に」

参加者が自ら自社の経営について評価をし、
事業を推める経営者として変革のための「気付き」を各自得られていた。

「企業変革支援プログラムステップⅠ」とは・・・
同友会が長年培ってきた企業づくりにかかわる見解(「同友会の3つの目的」「労使見解(中小企業における労使関係の見解)」「21世紀の企業づくり」など)に基づいた、
経営指針づくりや社員教育、共同求人などのさまざまな活動や会員の経営実践などの教訓をまとめたものです。
セルフアセスメント(自己診断)という形式で、自社の経営課題を自ら明らかにすることを大事にし、自社と経営者の変革に必要な事である「気付き」を与えるプログラムになっています。

12月17日(木)、富士農場サービスを訪れました。目的は、会内広報誌「同友しずおか」新年号の表紙写真撮影です。富士山を背景に、富士農場サービスで育てている小型の豚の赤ちゃん、生後10日がモデルになりました。
富士農場サービスでは、「消費者に喜ばれる豚肉を創る」をキーワードに、常に品種改良・改善を心掛け、遺伝的に健康で美味しい豚肉の安心提供を目指しています。平成14年に横浜市場で極上豚のランク(豚の肉には、極上・上・中・並・等外5ランクがあります)の系統調査をしたところ、17万頭中、314頭しか選ばれなかった極上豚は、すべて富士農場サービスの系統でした。種豚のシェアとしては1%の同社ですが、おいしい豚を創りたいとの思いの結果、改良と選択が合っていたことが証明されたと代表の桑原康氏は語ります。
また、関連会社の富士マイクラ㈱では、人類の健康と福祉に貢献することを狙い小型の豚の研究・開発を進めています。
神谷隆夫 事務局

志太支部1月例会が藤枝市体育館会議室で開催。

毎年1月例会は「我が社の重点課題」とし、参加者全員が発表します。
リーマンショックから16ヶ月・・・業界の動向、身近な経済動向、地元景況を報告、それを踏まえ、会員企業の重点課題と指針を発表しました。

会員企業それぞれの抱える課題・今後の展望を皆の前で報告し合うことで、会員相互、自社の重点課題に対して新たな発見や気付きが得られました。

2010年1月号【第21回】 地域社会に必要とされる、アテにされる存在として 穂坂勝彦氏(富士宮清掃(有)・富士宮支部)

 

11月末に障害者雇用のフォーラムに参加をしました。その中で「企業が障害者を雇用することの意義」について大手企業経営者のお話が「本音の話をさせて頂くと、我々は株式を上場している企業でございます。ステークホルダーとしての優先順位は、やはり第一に株主です。第二に顧客そして社員や家族、第三としてCSRとしての法令遵守をするうえでの法定障害者雇用率の達成となります。」ということでした。もっともの話で、その理屈は理解出来ます。企業として利益を第一に考えるのももちろんの事・・・。だが、何か違和感が残りました。
中小企業憲章が目指す社会と、その中での中小企業の役割と責任。大企業とは違った視点が大事なのだと実感しています。企業として、経営者として地域社会に必要とされる、アテにされる存在として地域と共に会社を経営出来る存在になっていかなくてはと考えています。
今あらためて、障害者雇用だけではなく、自分の目指す方向性を再確認出来た気がしました。中小企業憲章制定への取組みを知り、学習を始めて5年が過ぎました。自分自身が解ったつもりにはなっていても、「よくわからない」と言う仲間に対して満足に理解してもらえない。
中同協の鋤柄会長は「憲章は難しいと言う、当たり前だ。本を一冊くらい読んで解るものではない。悔しかったらもっと勉強しなさい。」と仰っていました。これから事業承継を間近に控える立場にいる中、もっと真剣に憲章を学び我が社の経営に生かし、地域になくてはならない企業に、社会にアテにされる存在になっていこうと決意を新たにしました。

 1月12日、静岡支部新年例会がクーポール会館にて開催され、総勢81名が参加しました。
 遠藤一秀代表理事が、各会員の事業と健康、同友会の活動において良き一年になることを願い、「おめでとう」の言葉で乾杯の音頭を発声。新年度役員候補の紹介、グループウェアソフトを利用した行事の出席回答のデモンストレーション、ビンゴ大会がおこなわれ、懇親の場を盛り上げました。
 6名のオブザーバーが参加し、うち3名が入会の意向を表明。静岡支部にとって幸先の良い1年の始まりとなりました。

毎年恒例の第22回榛南経済人賀詞交歓会が1月9日(土)、御前崎グランドホテルにて開催されました。
今年で22回目を迎えるこの賀詞交歓会は榛南青年会議所、榛南ロータリークラブ、榛南ライオンズクラブ、そして同友会の4団体で行われました。
今年は180名の榛南地域の経済人が出席しました。
2市1町(御前崎市、牧之原市、吉田町)の長を始め、地域を支える多くのご来賓にご臨席を賜ることが出来ました。

1月7日「御殿場市経済交流交歓会」が御殿場高原ホテルにて
開催され、同友会御殿場支部を含め御殿場市の各経済団体、行政、来賓の方々など300人余が一同に会し、年初の挨拶など行いながら交流を深めました。

地域中小企業経営の実態を知っていただきたいと、12月期景況調査の集計結果(360社集約)を持参。2011年6月に実施される「女性経営者全国交流会静岡大会」への協力のお願いもしました。

撮影:藤原博美氏(沼津支部)

天候に恵まれた元旦からの三が日。新しい一年がはじまりました。本年もよろしくお願いいたします。