県共育委員会合同入社式・若手社員研修
未来へはばたけ!企業の“希望”【会員報告】

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未来へはばたけ!企業の“希望”


◆合同入社式

4月2日㈭、県共育委員会主催の合同入社式を行いました。今年は48名の元気な新入社員が、静岡のもくせい会館に集まりました。

 記念講演は水野悦裕氏(㈱榛南自動車学校・榛原支部)から、給与という観点からのコスト意識・原価意識の大切さ、社長はみな命がけで仕事をしているという「社長の覚悟」、常日頃から感謝の気持ちを持つことで道が開けるという事、仕事の基本は「挨拶」、一つひとつの基本を大切にする事が信頼とチャンスにつながるという事、そして「皆さんは期待されて入社したのだから、是非、その期待に応えて欲しい」と、新社会人に大切な事と社長としての想いを講演して頂きました。

続いて、先輩社員の言葉として㈱日本ベルト工業(沼津支部)の髙遠康平さんから「1年後の自分」と題し、入社して1 年の間に感じた苦労、報・連・相の重要さ、自分の理解度をきちんと示す返事や振り返りの大切さ、「叱る」と「怒る」の違いと「叱られる」ことにへこたれず頑張っていけば成長していく事など、真心のこもったメッセージを頂きました。新入社員は、お二人の話の感想についてバズセッションを行い、参加者全員がそれぞれに感じたこと、バズセッションを通じて考えたことについて発言しました。

そして㈱マルイチ(榛原支部)の杉本翔太さんから、新入社員を代表して頼もしい決意表明を頂きました。最後に参加者全員で桜の木の下で記念写真を撮り、気持ちも新たに社会人としてのスタートを切りました。

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◆若手社員研修

続いて4月2日㈭~3日㈮、㈲声の杉山静江氏、エスティーアイ・コーポレーションの西條浩氏を講師に行われた若手社員研修には27名が参加。第一講座ではビジネスマナーに関する研修を行い、テキスト解説の他に名刺交換と電話応対のロールプレイを行いました。

第二講座では社会人として仕事をする時の基本手順の解説と、セルフコミュニケーションスタイルで各自が傾向を把握。グループワークを通じて、共同作業における自己の役割と責任について体験学習をしました。一泊二日で行われたこの若手社員研修は、座学以外にも時間を守る事の大切さや、社会人としての集団行動について学び合いました。また、研修の最後には、参加者全員が仕事の分野・対人関係・自己啓発のそれぞれについて決意表明を発表したのですが、社会人としての責任や人間関係の大切さを強く認識した発表が多く見られました。

震災復興は被災地だけの問題ではなく、持続可能な地域や経済をつくるうえでも全国共通の問題です。

山田 誠司氏(県共育委員長 ㈱メイコー・静岡支部)

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