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【私の逸品】未来農業に役立つ情報発信拠点  ㈲アグリ開発 宮園 義実氏(榛原支部)

カテゴリー:新着情報, 榛原支部, 私の逸品|最終更新:2017年02月15日

【写真】㈲アグリ開発 新社屋

会員企業名 ㈲アグリ開発 設立 1999年9月
会員名 宮園 義実 業種 農業資材販売卸売業
所属支部 榛原支部 従業員数 社員8名 パート2名
会暦 2004年5月入会 事業内容 農業用散水設備、屋外緑化資材

 

― ひとつのご縁から始まった ―
農業への「エクセルギー技術」応用の取り組み

 代表取締役の宮園義実氏は、創業前は農業機械メーカーに勤めていました。そして、1999年に独立し、㈲アグリ開発を設立します。以来17年間、農業資材サプライヤーとして事業を展開してきました。独立当初は、前職で培った知識以外にも土や作物のことなど農業では幅広い知識が求められるのだと痛感したそうです。そのような中で、前職の頃にお付き合いのあった方をはじめとして様々な方に支えられ育てられてきたことから、宮園氏は「ご縁を大事にする」ということを非常に大切にしています。
 さて、同社は社業で培った農業省力化技術に磨きをかけ、新分野の革新的な農業技術を開発すべく研究開発実験ルームを備えた本社新社屋を、2017年1月5日にオープンしました。
この新社屋は農業分野での活用は全国で初めてとなる「エクセルギー技術」の体感ルームや、大規模農業に対応した農業自動化・省力化の技術を実際に見ることの出来るショールームなど「未来農業に役立つ情報発信拠点」として機能を備えています。エクセルギー技術とは簡単に言うと、「使えるエネルギーを余すことなく利用する技術」です。例えば、太陽光のエネルギーから生み出した熱や電気などを無駄なく効率的・効果的に利用できるようにするのもエクセルギー技術のひとつです。
 宮園氏がエクセルギー技術を農業に取り入れようと考えるようになったのは、東京の建築家(一級建築士)、黒岩哲彦氏との出会いがきっかけでした。そして現在、これまでは無駄になっていたエネルギーを最大限に利用し農業に活かすための事業・研究を始めています。

「未来農業に役立つ情報発信拠点」様々な先進的機能を持つ新社屋
 この新社屋は「農業に革命を起こす!」と本気で取り組む宮園氏の想いが随所に感じられるものとなっています。まず、1階では、農業資材通販の全国出荷に対応したラック式収納や組立加工部門、トラクターや大型機械の保管に便利な低コスト農業用テント倉庫の実物を展示しています。
 続いて2階のメインは、エクセルギー技術を取り入れた農業の実験・体験ルームです。例えば従来の営農方法では、冬に作物を育成する場合、重油を大量に消費して熱を生み出し、ビニールハウス内部の全体を暖めて管理しています。しかし、もしかしたら植物の根の周辺を暖かく保てれば、消費するエネルギーを抑えて十分育成できるのかもしれません。このような仮説の下、実験的にイチゴの根の周辺を暖かく保ち、実験栽培しています。
 その他、大規模農業に対応した農業省力化・自動化のための様々なシステムのショールームや、作物の営農技術に関する情報を集約・蓄積するためのコンピューターサーバーを設置、これらの情報の提供や営農の提案をする営業本部としての機能も併設しています。
そして3階には、農業技術セミナーなど研究・情報発信に活用できるセミナールームを完備しています。
 このように新社屋全体で、全国の顧客や農業界全体のニーズに応えるための様々な新しい技術やシステム、開発、情報発信などに取り組んでいます。宮園氏は「特に近年、耕作放棄地が増加傾向にあり、その原因のひとつが後継者不足。本気でこれから農業を継いでいく方達に、情報を提供していきたい」と語ります。

エクセルギー技術体感ルーム

低コスト農業用テント倉庫

ロゴ、キャッチフレーズにこめられた思い
 新社屋のオープンに伴い、店舗ロゴも一新しました。同社は灌漑技術を原点に事業を発展させてきたので、水のしずくをモチーフとして取り入れています。しかしながら、そのしずくの色は、自然の緑と土の茶色。さらに、中のクロスで田んぼや山を、先端の尖がった部分で農業技術の最先端を目指す方向性を表現しています。「AGRI」という文字の部分では「AGR」が繋がっていますが、これは「ご縁(繋がり)を大事にする」ということ、そして「I」が独立しているのは「自立」を表しているのだそうです。このようにこの新しいロゴには「この仕事に関わる全ての人が幸せになれるように!」という思いが込められているのです。
 宮園氏は最後に、同社のキャッチフレーズである「“農”ともにこの先へ!」について話してくれました。
「このキャッチフレーズにある「ともに」には、色々な意味を込めています。お客様、農家とともに、取引先とともに、仲間・スタッフとともに、地域とともに。様々な方達とともに力を合わせて農業の課題を解決し、次世代の農業を創造していきたい。さらには、農から発信した技術を緑化や環境分野など他の分野にも幅広く応用し、役立てていきたいと考えています」とのこと。
 宮園氏の強い思いと新しい農業の未来が詰まった新社屋が、日本の未来の農業を支える源泉となるのだと強く感じました。

新しい店舗ロゴ

左から藤原氏、宮園氏、戸塚氏、河内氏

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取材・記事:河内崇文氏(㈱スマートブレイン・榛原支部)
          取材:藤原博美氏(㈱日本ベルト工業・沼津支部)
          取材:戸塚秀昭氏(㈲まるととづか・榛原支部)

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