新年度の抱負と開催挨拶する望月省吾静岡支部長

 
同友会静岡支部は4月10日(火)、ホテルセンチュリー静岡で「第5回静岡支部定時総会」を開催しました。来賓で大場静岡市経済局長がご臨席いただき、田辺静岡市長からのメッセージを代読くださいました。
本年度の同支部スローガンは「新たなる価値の創造」です。支部体制の構築、事業系委員会ならびに月例会の充実、そして会員増強を基本方針にして、会員が同友会に誇りを持てるように活動を進めます。
また支部中期目標として、静岡同友会の牽引支部になること、会員数300名達成を目指すことなど、「2017年支部10周年に向けての未来像」を参加者に発表しました。
参加者74名で開催しました。

 

役員体制と委員会事業計画を発表

 

 


新年度の抱負と開催挨拶する望月省吾静岡支部長

 同友会静岡支部は4月10日(火)、ホテルセンチュリー静岡で「第5回静岡支部定時総会」を開催しました。来賓で大場静岡市経済局長がご臨席いただき、田辺静岡市長からのメッセージを代読くださいました。
 本年度の同支部スローガンは「新たなる価値の創造」です。支部体制の構築、事業系委員会ならびに月例会の充実、そして会員増強を基本方針にして、会員が同友会に誇りを持てるように活動を進めます。
また支部中期目標として、静岡同友会の牽引支部になること、会員数300名達成を目指すことなど、「2017年支部10周年に向けての未来像」を参加者に発表しました。
参加者74名で開催しました。


役員体制と委員会事業計画を発表

駿府公園の堀の桜が満開となった4月7日(土)グランシップを会場に第39回定時総会が開催されました。出席者86名、ご来賓に山本義彦静岡大学名誉教授を迎え、記念講演を東京同友会の㈱浜野製作所 代表取締役 浜野慶一氏にお願いしました。司会は高木基氏が担当し、初めに県代表理事遠藤一秀氏より挨拶がありました。「震災により大きな経済的打撃がありましたが、中小企業の底力により、秋口には震災前の経済水準にまで立ち直ることができました。静岡県経済も厳しい状況が続き、経済環境は四重苦、五重苦と言われる条件にさらされています。静岡同友会は、昨年2015年をめざすビジョンを掲げ、あらたな5年計画をスタートしました。会活動、各社の経営の強固な経営基盤の確立に向けて皆さんと一緒に奮闘していきたいと思います。」 続いて、中同協会長鋤柄修氏からのメッセージが読み上げられ「中小企業憲章の具体化めざして、豊かな地域と経済社会をつくろう」というコメントに、中小企業家としての使命をあらたに感じることができました。

 

議長に佐野譲二氏が選出され、総会議事に入りました。第1号議案2011年度活動の特長をまとめ、藤原博美代表理事が報告。第2号議案2011年度収支報告は、秋山和孝総務財務委員長が決算額を読み上げ、監査人大戸利之氏により監査報告が行われました。そして事前に質問のあった『事務所の移転』について、知久正博代表理事から説明がありました。第3号議案2012年度活動方針を遠藤一秀代表理事から、第4号議案2012年度予算案を秋山総務財務委員長が報告しました。すべての議案が承認可決され、2012年度静岡同友会が新しいステージに向けて始動しました。 そして、2011年度の仲間づくりに貢献した4名会員の表彰が行われました。知久正博氏(7名)、藤原博美氏(6名)、穂坂勝彦氏(4名)、望月宣典氏(3名)に表彰状と副賞として全国三大行事の参加費一式の目録が贈呈されました。

 

記念講演の演題は「チャレンジ精神と行動力で企業の未来を拓く~繋げよう企業、つくろう新しい仕事~」。浜野慶一氏は、両親が築いてきた墨田の町工場である家業を継ぎ、もらい火による工場焼失、保険会社の倒産など多くの困難に見舞われます。しかし、常に前向きでお客様本位の姿勢を貫き、積極果敢な取り組みで顧客の信頼を得て、仕事も人脈も広げることができました。学との協同、深海探査機“江戸っ子1号”、産との連携、圧縮キューブの入浴剤“心花湯”、墨田のものづくりプロジェクトから生まれた電気自動車“HOKUSAI3号”“廃財万華鏡”、多くの商品が開発されました。産官学との連携も進み、まずはやってみるという行動力で新しい仕事づくりにチャレンジ、次のステップに繋がっていきます。

給与が支払えないのにもかかわらず付いていくと言ってくれた社員さん、焼けた工場の替わりを探す自分を後押ししてくれた地元の不動産屋さん、障害を負い歩けないお嬢さんのためにと依頼を受けた特注の製品づくり、感動をよぶ講演は、「人に助けられて今日がある。」という、浜野氏の謙虚な言葉で締めくくられました。

 

7月に行われる全国総会のPRに、岐阜同友会理事の横山氏がお見えになり、静岡から大勢の参加をと要請されました。

 

 

 

 

 

 

県同友会共育委員会主催で4月4日に合同入社式、4~5日に若手社員研修をもくせい会館(静岡市)で行いました。合同入社式に11社46名、若手社員研修に18社54名の会員企業社員が参加しました。
合同入社式の記念講演では山田康彦氏((株)ラプト、静岡支部会員)が、「挨拶をすること、自分自身の苦手をなくすことが大切」とお話しし、仕事と人生は直結していることを新入社員に伝えました。新入社員からは「楽しんで業務を行いたい」「目標を持って仕事をしていきたい」と前向きな感想が聞かれました。また2011年に(株)ハイナン入社の出野竜之介先輩社員が受講生へ努力していくことの大切さを伝えました。

 

若手社員研修では杉山静江氏((有)声)、西條浩氏(エスティーアイ・コーポレーション)を講師に各講座を行いました。杉山氏のビジネスマナーでは挨拶や返事の仕方、名刺交換など受講生自らが実践しながら社会人としてのマナーを身につけました。講義ののち、早速委員やスタッフに挨拶をして実践する姿が見られました。西條氏の講座では、受講生が自分の特性を見つけ、それを生かしてグループで協力して作業を行い、PDCAや作業の仕方などを学びました。チームワークの大切さ、責任を持つことの重要さを実際に体験し、これから役立てていきたいという意見が多く出ました。全講座を修了し、受講生は明るい表情で会社に戻りました。10月2日にはフォローアップ研修を予定しています。今回受講された企業も受講されていない企業も多くのご参加をお待ちしています。