「ダンコたる決意ってのができたよ!」をテーマに、青山達弘氏((株)青山建材工業・静岡支部)が例会報告に登壇しました。10月8日(火)ペガサートにて静岡支部10月例会が開催され、オブザーバーや他支部会員を含め62名が参加しました。

1988年に入会し、会歴25年目を迎える青山氏は、現在清水区江尻町で建築板金、屋根・外壁・内装等の改修工事をしています。生き方そのものを、揺るぎなく経営理念に落とし込み、理念を実現するために、経営方針、経営計画を策定し、社員と共に取り組んでいます。業界の情勢が厳しい中で業績を伸ばせたことは、理念に謳う「お互いに協力しあって、自分の頭で考え、行動し、成長します」の通り、社員一人ひとりの成長が原動力となりました。あなたの晴れ舞台になる会社を社員への経営方針とし、120%の力が引き出せる舞台づくりこそ社長の仕事と語ります。グループ討論では「社長の仕事、していますか?」をテーマに参加者は各グループに分かれ意見しました。

10月2日(火)静岡大学人文社会科学部で静岡大学連携講座「企業経済特論Ⅳ」第1回目の講義がありました。

『日本経済における中小企業の果たす役割と意義、この講座の目的』をテーマに遠藤一秀氏(遠藤科学㈱)が講義を行いました。
遠藤科学は理化学機器、計測器などを販売する商社です。 講義では決算書のもう一つの読み方として、株主の利益を追求するだけではなく、年間の付加価値の配分についての話がありました。付加価値は社員への給与・社内留保をして、社会貢献に繋げていきます。また中小企業は地域社会の担い手としての役割が大きく、日本の99.7%が中小企業であり、70%の人が中小企業で働き、経済を支えていると話がありました。
最後に遠藤氏は学生へ①中小企業に関心を持ってください。②中小企業が社会で果たす役割を意識してください③産学の連携を大切にし、興味を持ってください。④講義で良く学び、中小企業に就職してください。と伝えました。