モロイ ジェームズ・デイビッド氏(右から3番目)

世界と話す、じぶんへ。


エルスリー㈱

代表取締役:モロイ ジェームズ・デイビッド氏(三島支部)

事業内容:語学教育サービス業(法人向け語学研修、プライベートレッスン・グループレッスン、翻訳・英文校正・通訳・ナレーション、コミュニケーションデザイン)

設 立:    2013年3月1日

社 員 数:  正規2名・パート15名

入 会:    2015年2月

所 在 地:  三島市芝本町12番6号 三島トラストビル3F

U R L: http://www.l3japan.com/

 今回の報告者は、杉山昌義会計事務所の杉山氏です。初めに、うまくいく人といかない人の違いについての話がありました。うまくいく人は、何事にも目的意識を持ち、常にゴールイメージを描いて、素直な気持ちで行動する人。逆にうまくいかない人は、わかっていても行動しない人。実践することが大切なのだと改めて感じさせられました。
 杉山氏は磯野弘信氏(㈲サンアイ工業・富士支部)の紹介で同友会に入会。会計士を目指したのは子供のころから数字が好きだったからとのことです。逆に英語は苦手と話す姿に、とても素直な方だという印象を受けました。
 プロとして財務帳票から見えてくるものという話の中では、「勘定合って銭足らず」になってしまわないよう、①不良在庫や不良債権を持たないようにする、②税金は必要経費と考えて準備をする、など具体的なアドバイスがありました。また、「営業利益、経常利益、借入残は毎月チェック」、「運転資金はできるだけ借りない」、等、自社の経営に明日から役立つ情報をいろいろと得ることができました。

清野 恭成氏(富士石材・富士支部)

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【写真】(株)森下商店 代表取締役 森下 昌治氏

【逸品】金山寺みそと、もろみそや金山寺みそを使った調味料

会員企業名 (株)森下商店 設立 1957年7月
会員名 森下 昌治 業種 食品製造および卸売業
所属支部 静岡支部 社員数 13名
会暦 1994年5月入会 事業内容 金山寺みそをメインに梅干・らっきょう・ニンニク漬等の漬物

 

静岡市葵区にある株式会社森下商店は、創業64年の漬物等の製造・販売会社です。従業員数は13名。主に県内、中西部をメインに販売・卸売をされています。

会員の森下昌治氏は、3代目になります。森下商店の商品は、金山寺みそ、梅干し、ラッキョウ、甘酒等。他社製品も扱われていますが、「フジモ印」という自社ブランドでの販売が半分以上を占めます。

「フジモ印」の名前は、富士山の「フジ」と森下の「モ」をとって名付けられました。1951年の創業時は、清水の幸町で主に醤油や味噌の小売、卸売をしていましたが、徐々に漬物等の取り扱いも増えて行きました。その中で売れ筋商品であったのが、金山寺みそでした。当初は、金山寺みそを仕入れて販売していましたが、良く売れたため内製化に踏み切ったら、また良く売れたと言います。
そして、1965年には現在地である静岡市葵区瀬名川に移転。徐々に土地を買い足しながら、工場も大きくなっていきました。

フジモ印の金山寺みそは、少し甘めの味付けで、小麦や大豆の粒が残っているのが特徴です。小麦や大豆の粒を残すために、みその熟成具合には気を使われているようです。

今後は、主力商品の金山寺みそをメインに、金山寺みそをアレンジして商品も色々と開発していきたいと森下氏は言います。また営業面では、まだまだ金山寺みその知名度の低い若い世代や、他県の人々にアピールしていきたいと語っておられました。

取材・記事:藤本 浩氏(プリントバリュー㈱・静岡支部)