地域資源をいかす生ゴミリサイクル~“ゆめかまど”視察

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御殿場市の竈にあることで“ゆめかまど”の名がつきました。市の委託を受け、8社による協同組合で運用している事業です。市内各所に置いた専用のポリバケツを回収し、生ごみを粉砕し、数種類の菌を混ぜて撹拌、有機物を分解し堆肥化します。給食センターや家庭、事業所の生ごみは一日に5トンまで処理が可能。発酵させ寝かせてできる肥料は生ゴミの10%量、市民に無償で配布し草花や野菜の栽培に使ってもらいます。地域循環型のリサイクル事業の本格稼働後およそ1年半が経過、地域住民の理解も増えて回収する量も3割増となっています。ゆめかまどの隣接地には、試験的に栽培しているたんぼがあり、黄金色の稲穂が収穫の時を待っていました。