政治家志望から障がい者支援事業へ ~沼津支部 5月例会~

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若き経営者、後藤譲治氏(NPO法人ティンクル)の例会報告がありました。大学卒業後地元JAに就職。母親が障がい者支援のNPO法人を運営している事から障がい者を取り巻く環境に関心を持ち、環境の改善には制度改革が必要、と一旦は政治家を志します。しかし、理想と現実の狭間から現場を知るべきと現在のNPO法人へ入ります。そこで気づいたのが、障がい者の賃金が驚くほど低いこと、障がい者はなんでも人任せなこと、障がいも単なる特徴であることでした。そうした中、障がい者へよく考えて行動する事や出来ることはやらせて出来ないことをサポートすることで自立を支援。障がい者支援から感動や気づきが増え、仕事に楽しさを感じるようになったのは見方や接し方を変えた事で相手も変わった実体験の共育からでした。今後はこの事業を通じて地域の人たちに障がい者支援についてもっと知ってもらう事業展開を考えているようです。私達の会社や家族、身の周りにいる方への見方や接し方を変えてみる事が新たな気づきとなる例会報告でした。

露木 正樹氏(㈱スタート・沼津支部)