物流を支え、モノ・人・情報を繋ぐ 松葉倉庫㈱

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物流を支え、モノ・人・情報を繋ぐ

松葉倉庫㈱

代表取締役社長 松葉 秀介氏(志太支部)

事業内容   倉庫業、梱包検査、出荷代行業

※関連会社  松葉倉庫運輸㈱/運送業

創業     1972年(昭和47年)3月

社員数(グループ計) 正規 52名 パート/アルバイト等 55名

本社所在地  藤枝市下当間645番地

営業所所在地 藤枝市・焼津市・吉田町・掛川市

入会     1997年(平成9年)1月

URL    http://matsuba-soko.co.jp/


松葉秀介氏(右から2人目)

掛川に物流センターを新設

静岡県藤枝市下当間に本社を構え、志太・榛原地域を拠点に物流業を営む松葉倉庫㈱。今回は、志太支部長でもある松葉氏の案内の下、7月から新たに開設された掛川物流センターを訪問しました。

同センターは東名高速道路や掛川バイパスへのアクセスも良く、物流拠点として好環境の所にあります。拠点を掛川に新設した理由について伺うと「以前から中遠地区への進出を考えていたところに、主要荷主の掛川への移転の話があり、決断した」とのことでした。

変化への柔軟な対応力が強み

2階建ての新倉庫は、上下合わせて約1,100坪。物流倉庫の中では大きなものではありません。大きな倉庫は収容能力こそ高いですが、環境の変化に伴い利用率が下がった時のリスクもまた高くなります。そこで、適切な規模の倉庫を軸とし効率良く回転させ、状況に応じ周辺の賃貸倉庫と組み合わせることで、外部環境の変化に柔軟に対応できる体制をとっている、とのことです。

また、大手と比べて顧客の要望の変化に柔軟に対応できることを、松葉氏は強みとして挙げています。特に外資系企業の場合、海外からの指示が逐次トップダウンで日本の工場に下り、それにより顧客の依頼内容も変わります。その変化への柔軟な対応は、大手にはなかなかできません。松葉倉庫の企業規模や企業風土が、そのまま企業の強みに転じています。


新倉庫の説明をする松葉氏(左から2人目)

「チャレンジ」から「リンク」へ

松葉氏は、拠点の新設、掛川への進出などを「チャレンジ」とし、吉田や焼津をはじめとする自社拠点とどのように繋げていくかを課題として挙げます。物流とは製造・販売・消費者を繋ぐものであり、倉庫はこれらの繋がりを効率的、効果的にし、様々な負荷を減じる機能を持っています。繋がりは新たな機会、新たな力を生み出します。「チャレンジ」から「リンク」へ、と自社の展望について語る松葉氏のお話に、私も頑張らねば、と強く刺激を受けました。

取材・記事 山田 幹也氏(㈱立花ガーデン・志太支部)
取材 塚本 和成氏(㈲塚本商店・志太支部)
大畑 邦明氏(㈱セーフティプロジェクト・志太支部)