「ドライブレコーダーで考える社内や社員のリスク管理」-あなたはもらい事故を証明できますか- ~三島6月例会~【会員報告】

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報告者の柳楽洋一郎氏(㈲ゼロ)は、2年前の例会報告後、「防犯はセキュリティシステムが担うもの、という考えに自分は捉われ過ぎていないか」という疑問を抱きます。そして、例会での学びを重ねるうち「広い視野で考えれば、ドライブレコーダーも“走る防犯”ではないか」という考えに辿り着きました。さらにドライブレコーダーは防犯だけでなく、社員の交通事故の減少=リスクマネジメント、さらには会社の社会貢献にも繋がっていくことになると述べ、自動車事故データや、レコーダーに記録された事故の惨状を紹介しました。「ドライブレコーダーなしでは、もらい事故を証明するのは難しく、まして営業車で相手方が地元の方との事故となると強く主張できないなどといった、中小企業ならではのリスクを防ぐこともできる」と説明しました。一方で、社員はレコーダー搭載を「自分逹を管理する為ではないか」と誤解しやすい、と悩みも述べます。柳楽氏はこの事について「逆に社員や家族をも守る防御であり、防御は最大の武器でもある」と語ってくれました。

佐藤 浩美氏(㈲佐藤葬具店・三島支部)