変わらぬ味と評判を引き継ぐということ ㈲二の岡フーヅ 専務取締役 芹澤 尚幸氏(御殿場支部)

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変わらぬ味と評判を引き継ぐということ

㈲二の岡フーヅ

専務取締役 芹澤 尚幸氏(御殿場支部)

事業内容: 食品加工及び商品の販売 ハム、ソーセージ、ベーコン

創業:昭和8年

社員数:22名

入会:2015年3月

所在地:御殿場市東田中1729

TEL:0550-82-0127

URL:http://www.ninookaham.co.jp/home.html/

芹澤 尚幸氏


創業者から受け継がれる思い

㈲二の岡フーヅが経営する店舗「二の岡ハム」は、手作りハム、ソーセージ、ベーコンの販売を行っており、休日には行列もできる御殿場の有名店です。もともとは農家であった祖父が道楽で始めたのが創業のきっかけでした。当時のアメリカ人の口に合う味付けを、今も変わらぬ製法とレシピで守り続けています。「価値ある者が、価値ある物を、価値ある方に」の経営理念に沿い、現在も全て手作りでおいしい物を作っていくことを目標に取り組んでいます。


事業継承の準備

現在、経営については父である芹澤卓司社長が主導で運営しています。尚幸氏は、祖父が開発したボロニアソーセージ、社長が開発したスモークドアイスバインに続く自分なりの新商品を模索中です。製造現場では自分が生まれた時から在籍する社員にアドバイスをもらい、若手社員の意見を聞いて、試行錯誤しながら課題に向き合っています。また、経営感覚を身につけ、従業員の育成をはかり事業を整えながらも、今まで築いたブランドを維持するためにリスクを冒してまで事業を拡張することは考えず、既存のお客様にご満足いただくことを最優先しています。


同友会で学んだこと

入会当初は部会、例会でのバズや発表が苦手でほとんど参加しませんでしたが、委員会に所属したことから気持ちを改めて例会に参加するようになりました。バズで他業種の発表を聴くうちに、他社のノウハウや経営に役立つ話を伺うことができ、自社が抱える課題の解決の参考になり非常に多くを学ぶことができています。今後も、意見交換をするバズ形式の例会に積極的に参加したいと語ってくれました。

取材・記事:片野 貴一郎氏(㈱モスク・クリエイション・御殿場支部)
撮影:勝間田 誠氏(㈱文化堂・御殿場支部)
取材:岩渕 貴司氏(㈱KTSオペレーション・御殿場支部)
菅野 太氏(㈱ステック・御殿場支部)
立道 浩幸氏(㈱蒼設計・御殿場支部)