経営者は税金を払うことで社会貢献をする~富士宮支部10月例会~

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10月12日(木)に富士宮支部10月例会が行われ、黒松健太郎氏(黒松税務会計事務所 所長)が「経営者の責任」と題して報告しました。
 富士宮支部の立ち上げ時から同友会で活躍してこられた黒松さんは、県組織の委員長、富士宮支部の支部長を歴任し、現在、富士宮支部内の経営指針委員会で、これから経営理念を作ろうとしている会員に「経営理念は経営者の生き様」と、常にアドバイスをしています。
 自身の仕事では、我々は税の専門家であり、会社の中身を知り尽くし、顧客と一緒に生きていく職業だといいます。黒松さんは、良い会社とは、「従業員が一生をかけられる会社であるかどうか」、良い経営者とは「労使見解を読み、自分が正しいかどうか常に考え続けること」そのようにして、会社の維持と発展に尽くすとことだと考えています。また、経営者は自分自身がブランドとなり、「あの会社の経営者はすごい!」と言われるようになること、経営者としてリーダーシップが無いと悩むのではなく、リーダーシップは仕事だと考えて、常に磨き上げること、経営者は1円でも利益を出し、税金を払って社会貢献をすること、それが出来ない会社は存在意義がない、と力強く言い切っていました。
 これほどまでに、同友会の報告で、経営について、自分の考えや思いを言い切ることの出来る黒松さんから、もっともっと学びたいと思いました。

金子 佳正氏(金子石材滝戸・富士宮支部)