仕事に泣くものは人生に泣く、向上心なき者は去れ 富士宮支部7月例会

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 富士宮支部7月例会は、増田秀次氏(㈱関東精工代表取締役会長)が、「我が経営」を語りました。同社の前身は、増田氏の父が昭和35年に創立した増田プレス。㈱関東精工は、昭和56年に設立。設立を機に工場を拡大、生産能力の向上をはかりました。設備投資、工場の拡大、移転をすすめると同時に、社内に研修施設をつくり社員教育に力をいれてきました。騒音問題等、工場立地では大変な苦労も経験されました。
 同友会活動では、富士宮支部長、県の共育委員会・共同求人委員会の初代委員長を歴任。リーマンショックの逆風下では、真の意味でのリストラ(在庫削減、内製化のさらなる推進、経費の見直し、制度改革など)を敢行。売上減にもかかわらず、利益を出し、賞与も支給できています。しかし、他の経営者の例に漏れず後継者問題という悩みを抱えているそうです。

 ㈱関東精工の入り口には、大きな石碑がでんと構えています。その中には

「仕事に泣く者は人生に泣く、向上心なき者は去れ」、

 英訳すると
「Those who cannot enjoy the job,cannot enjoy life.There is  no place in the world those who don’t try to improve       themselves.」
と刻まれています。

 さらに和訳すると
「仕事を楽しむ事が出来ない者は、人生を楽しむことが出来ない。自分自身を上達させることに挑戦しない者の居場所はこの世界にはない。」
となります。
 国内外を問わず多くの見学者が同社を訪れますが、必ず石碑の前で記念写真を撮られるそうです。
 7月2日、志ほ川バイパス店にて、オブザーバー4名を含む31名が参加。