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2009年1月酒造りを通じて人間力を高める 静岡の海の幸、山の幸、そしてお酒を世界中から楽しみに来たれ 初亀醸造蝓‖緝充萃役橋本謹嗣氏に聞く
【橋本社長へインタビュー】

−事業内容を 
日本酒の製造・販売です。社員数は10名、季節社員が6名。事業所はここだけです。12月から3月の半年間は、賄を入れて7名が合宿に入ります。半じまいといって2日に1本仕込み、1ヶ月で15本を仕込みます。仕込んでから絞るまでは40日間。3月末には、仕込みは終わります。最初と最後はゆっくりですが、中間の部分はばたばたになっています。風邪をひいたから休むというわけにはいきません。そういった事情から蔵見学は極力遠慮願っています。忙しい時期が終わり3月に入ると、「鑑評会」、4月からは「お酒の会」が始まります。



−創業のいきさつは 
1640年に現在の静岡市中町で創業しました。なぜ始めたのか当時のことはわかりません。屋号は葦名屋でした。岡部に2軒あった造り酒屋のうち1軒を買い取り、明治9年に岡部町に移りました。創業以前のルーツは、滋賀県の大津から移り住んできた造り酒屋の堅田屋だと聞いています。造り酒屋は滋賀に多く、二男三男が地方に散らばっていったのではないかと思います。

−経営理念を
 指針とか理念をあまり意識したことはありません。人に喜んでもらうことをやりましょうということだけです。特に口に入るものをつくっています。ありがとうと言われる喜びを大きくしていきたい。そのためには会社にいる人たちが充実していないとできない。蔵人、社員には、優しい人を求めています。知識よりも優しさを重視します。両方そなえていればベストですが。挨拶、掃除ができなければ他ができてもお引き取り願いたい。あとは年齢とか関係なく組織の自覚ができること。うちの会社の場合でいえば、社長、専務、リーダーですが、組織として認識できないといけない。それがないと会社が成立しません。第三者からみたときに恥をかきます。その中で、優力という人間力が大事になってきます。優力をつけていくのが一生の仕事だと思っています。酒造りをする中で人間力を高めていくということです。

−同友会に入ったきっかけは 
たまたま藤枝に知人の会員がいまして、いきなり電話がかかってきました。「空いてるか?」と、「空いているなら来い」ということで言ったら、同友会の例会でその方が報告する場だったのですが、当の本人は10分ほどで話を終わり、いきなり「お前が話せ」と言われて、入会がどうのこうのとなって入会しました。

−岡部は風光明媚ないいところですね、地域に対する思いをおきかせください
岡部には644年に奈良の大神(おおみわ)神社のわかれとして岡部に作られた神(みわ)神社があります。神の神社で、山をご神体としています。新酒ができたときの杉玉は、三輪明神が祭られている大神神社のものです。ですから神神社はお酒の神様でもあります。日本坂トンネルのある高草山がご神体です。お酒の神のもとでお酒を作らせて頂いている。奈良以外では珍しくありがたいことです。

−これからの夢は 
イーハトーヴじゃないですが、理想郷的なものが生まれたらいい。地元で活躍されている方をみると自分も頑張らなければと思います。お酒の部分では日本酒のF1を作りたい。スペシャリストの集団を作るということ。すべてがよくないと勝てません。
 2006年にグッドデザイン賞を頂いた商品がありますが、出来上がるのに1年以上もかかりました。パッケージの箱はおもてなしの世界の行灯の形、白い瓶を採用することで陶器の雰囲気を出しました。機械栓(針金で留めるもの)は、通い徳利をイメージ。銘柄表示は瓶に直接プリントをほどこしました。日本酒のF1を目指し、原価度外視で作りました。造りも毎年変えています。より高品質化を追求するための設備導入や、釜によって蒸気の温度・湿度・蒸しあがり方を変化させたりとか。これでいいというのはないです。まだまだやりたりない。
 もう一つの夢は、世界から静岡に来てもらって富士山を見ながら初亀を楽しんで飲んでもらうこと。静岡県は日本酒のボルドーです。静岡の海の幸、山の幸、お酒を世界から楽しみにきてもらいたい。そのためには十社、二十社で高品質の競争をしておいしい地酒をつくることです。値段ばかりの競争では皆赤字になってしまいます。自分だけ黒字ではなく、皆が笑顔で黒字になっていくことが理想です。

 ※「優しさの力」、初亀さんの会社で大事にされている言葉

 ◆◆後記◆◆
酒造りのこと、人のこと、地域の歴史のことを本当に楽しそうに語ってくださったのが印象的でした。地に根をはり、大きな夢を抱えている姿を見て、元気をわけてもらうことができました。
取材・記事:大滝明尚氏 志太支部
同行取材 :河内崇文氏 榛原支部



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