<{$xoops_sitename}>
サイトナビゲーション
同友会会員ページ
関連リンク
同友会活動支援システム
中小企業家同友会全国協議会
中小企業家同友会 共同求人サイト
同友会会員検索
連絡先

静岡県

中小企業家同友会

〒420-0857

静岡市葵区御幸町8

静岡三菱ビル6F

tel/054-253-6130

fax/054-255-7620


静岡中小企業家同友会バナー

リンクバナーです。

自由にご利用下さい。

2010年9年 消費者に安全・安心なものを 覦美農園代表取締役 渥美末夫氏に聞く 


創立:2003年  
事業内容:温州みかんを中心とした果樹の栽培
年商:2000万円 従業員数:4名
事業所:〒431-2101 浜松市北区滝沢町693-7
入会:2004年1月

【事業内容を教えてください】
 温州みかんを中心に、レモン、すだち、ネーブル、ゆず、グレープフルーツなどの柑橘類の栽培をしています。柿も手掛けています。父が戦前から始めたのですが、戦時中は、麦や芋をつくるために、みかんの木を大分切りました。戦後になってわずかに残っていた木を再び増やしました。18歳でこの仕事に就いて以来45年一筋です。2003年に法人化し、この7年で年商は、1.5倍になりました。私と従業員4名(皆親族)で経営しています。耕地面積は7haです。柑橘系の作物は、収穫期が年1回ということと自然が相手なので、経営の計算がなかなか難しい。みかんの木は、一人前になるのに10年かかります。1回植えると、大体一世代続きます。気の長い話です。

【経営理念をおきかせください】
 消費者に安全、安心なものを提供したい。そういう思いで、栽培方法を工夫し、無駄な農薬はなるべく使わないように努めています。一般的な栽培に比べると使う量は半分以下です。ある程度は木に虫がついても気にしません。見た目を重視するならば、農薬をたくさんかけた方が、きれいにできます。味は変わらないというか、むしろ農薬をたくさん使った方が落ちますね。農薬は苗木にもストレスをかけますから。野菜なども、生傷ではなく、虫食いがある方がおいしいですよ。害虫にやられると自分で守ろうという力が働き、生命力が強くなる、結果おいしくなるのです。みかんも同様です。見た目は2級品でも、傷があって、なおかつ色艶のいいのはおいしいですよ。

【農業を経営としてとらえる】
 出荷はすべてたちばなファームさん(浜松支部会員 企業 代表岩井一代氏)を通しています。正直、私のところの単価は高いです。再生産価格(人手、農薬、肥料などの原価を割り出して一定の利益を確保した価格)、簡単にいうと原価割れをしない計算で出荷しているからです。一般的流通経路では、利益の確保や、消費者とのつながりを実現することがなかなか難しいのが実態です。たちばなファームさんと取引をしているのは、そういう話がしっかりできるからです。

【渥美さんにとって同友会とは?】
 2004年に入会しました。当時の浜松支部の例会は、50人くらいの参加者がいたように記憶しています。大学教授に話を聞く機会が多く、難しいことをやっているというのが最初の印象でした。何がわからないのかもわからない状態でしたので、しばらくは参加しなくなりました。前事務局長の青木さんが、食と農研究会を立ち上げるというので、そこからまた参加し始めました。同友会に入って、農業も家族的経営から脱皮し、企業経営の感覚を取り入れなければいけないと感じるようになりました。

【今後の展望は】
 現在は、温州みかんの比率が高い(約75%)のですが、今後は収穫時期のずれる雑柑の割合を増やしたいと思っています。1年中出荷できる(収入がある)ようにしたいです。また、自然環境に近い無農薬栽培に取り組んで、どこまでできるか試してみたいです。
販売の面では、これからもたちばなさんに頑張ってもらいたい。売先があれば、つくることができます。多品種化には、いろんな方面へ出荷できるという狙いがあります。いずれは、野菜づくりにも取り組みたいと思っています。
 この業界は、技術・経験・伝統・苗木の継続に何十年もかかります。やめる決断はすぐにできます。誰かが農業をやめるという話をきくと(耕作地を)山に戻すのはもったいないと思います。法人化した組織をもっと活用できればと思っています。今後は、経営者として、人を雇えるくらいのビジネスモデルを構築したいですね。新たに農業に参入する人が出てくれば、教える場が必要になります。そうなるとまたひとつ活躍の場ができます。  

  取材協力:岩井一代氏(浜松支部)
  取材:神谷隆夫氏、秋山啓希氏 事務局



プリンタ用画面
前
2010年8月 昨年10月、リーマンショック直後に着工した新社屋が竣工 廃油の再生にかける社長の想いは 天星製油蠡緝充萃役 鈴木宏政氏にきく
カテゴリートップ
TOP
次
2010年10月 人材教育に力をいれ、社員の幸せを願う 明成警備保障 取締役 敦澤昭氏に聞く