【例会レポート】2026年6月例会|「あなたがいなくても 会社は続いていけますか?」

カテゴリー:静岡支部

テーマ 「あなたがいなくても 会社は続いていけますか?」
報告者 望月 康仁氏(株式会社エムテック 代表取締役)
開催日 2026年6月9日(火)19時~21時
会場 静岡市産学交流センターペガサート6F プレゼンルーム
参加者数 65名

報告概要

株式会社エムテックは、社内の電話や防犯カメラなど、通信設備全般の敷設を事業とする企業です。
代表取締役である望月康仁氏は、通信事業を担う企業での経験を経て31歳の時に創業。絶えず変化する通信業界にあって、新たな変化と成長を続けています。
望月氏は創業当時から長らく、ほぼ全ての仕事を自分で抱え、いつしか「自分しかできない仕事」ばかりの会社になっていました。
そのようなことから人材育成が疎かになり、社員との関係も上手くいかず、その改善は待遇面か?それとももっと根本的なことか?と考えるようになりました。
その後、自社の未来を託したいと思える後継者候補が現れました。このことを機に、2022年10月に同友会へ入会。そして、自社の根本、さらには経営者である自分自身をも見つめ直し学び合う「経営指針を創る会」を受講しました。この受講を経て、取引先との関係や自社の業務体制を見直し、社員を「人手」ではなく「仲間」と捉えるようになりました。そして、㈱エムテックの考え、社長の考えや情報を共有し、言葉で伝えるようになった結果、社員が自発的に、率先して業務に取り組むようになっていきました。
こうして㈱エムテックは、少しずつ「みんなで回る会社」へと変わり、「独りで抱える経営」から脱却していきました。
社員と会社を守るために、為すべきことを判断し、決断して実行するのは、社長の責任です。この会社を、次の世代へどのように引き継いでいくか?という課題に向けて、学び、実践し続けていく姿勢を、望月氏は示してくれました。

グループ討論

討論テーマ:会社の存続の危機に直面した際、経営者としてどのような行動をとるべきでしょうか?日頃からどのようなことを対策しておく必要がありますか?

参加者の気づき

  • 「社長がいなければ回らない会社」から脱却し、仕事を社員と共有し、信頼し、任せる。
  • 社長の目指す会社のあり方を社員と共有し、社員と育ち、会社を育てる姿勢が必要。
  • キャッシュフローに常に気を配ること。経営資源の「人・モノ・金・情報」のうち、特に「人」の獲得・育成と「金」の調達は必須命題。
  • 最も大切なのは、信頼できる人とのつながり。危機にあって、信頼できる社長・社員・顧客などとの様々なつながりが救いになり得る。

例会を見学してみませんか?

同友会では、毎月例会を開催しています。初めての方も、まずは見学からご参加いただけます。