富士支部
令和5年度支部活動方針
富士支部長 佐藤 義幸
『“陽転思考”をもって、“三方良し”を実現しよう❣』
*三方とは? ①富士支部 ②会員企業 ③地域経済を意味します。
《 総論 》
まさにピンチはチャンスへ
2023年度は、新型コロナ拡散から丸3年。本年5月から、新型コロナの分類が2類から5類へ移行します。いよいよコロナからの離脱、アフターコロナの時代へ変遷します。当初新型コロナ感染により、たくさんの企業が倒産、廃業、脱会しました。わが富士支部も10名ほどの退会者が出ました。大変残念なことでありました。しかしながら、この経験で、失うものも多かったのですが、得るものも大きかったと思います。
a) 難局を乗り越えた、“無二の仲間”としての結束が深まりました。 業績の悪化に対処すべく、同友会会員に助言・アドバイスを求めて、必死に活動しました。優れた経営者ならどうするかと常に問いかけ、自分の至らなさを自覚する日々でした。このコロナという難局の中で、本当に同友会を必要とする気持ちが再認識できたと思います。
b) ITを駆使したオンライン会議、リモート勤務 “学びを止めるな”を掛け声に、オンラインを利用して、経営勉強会や、例会、委員会、全県 フォーラムなど継続することができました。大きな変化に向き合い経営合理化を進め難局を乗り越えられたのは、このTOOLのおかげです。我々は心強い“経営TOOL”を手に入れたと考えます。
以上、心機一転、この富士支部を会員一丸となって、2023年度活動を盛り上げてゆきたいと考える所存です。
《 活動方針 》
① 同友会活動を“心の拠り所”としましょう
同友会を経営実践の場としてぜひ利用しましょう。時としてきつい言葉も出てきますが、叱咤激励として感じてください。お互い切磋琢磨しあう経営道場となりましょう。
② 決してひとりにしない、“仲間つくり”を
経営者はそもそも孤独です。良き相談相手がいません。しかしながら独りぼっち、無関心は厳禁です。お互いに声を掛け合って「あてにしあてにされる関係」を築き交流しましょう。
③ 困っている会員がいたら、みんなで手を差し伸べましょう
中小企業家同友会は経営者が謙虚に学ぶ場です。悩んでいる経営者にぜひ声をかけてください。そして皆で考え、話し合い、助け合うことが自分の学びとなり、ひいては良き経営者となり、良い企業が増えることになり、結果それは“地域貢献”にもなります。