リフォームからイベント業まで~土屋装飾

カテゴリー:伊東支部 / 会員訪問記

「リフォームからイベント業まで」
㈲土屋装飾
 土屋 順史氏(伊東支部)  
事業内容:内装、リフォーム、イベント・リース業
設  立:1947年(昭和22年3月)
社 員 数:6名
入  会:2013年8月
所 在 地:伊東市松原本町13-

よりよい生活環境の実現をお手伝い

土屋装飾は椅子張りの競技会で優勝した土屋順史氏の祖父が昭和22年に創業。椅子張りから始まった事業は、土屋氏の父が舞台に立ったこともあることから、舞台関係、カーテンからテントと広げていき、現在ではリフォームからテント、イベントまで地域の要望に応える企業となっています。
 単なるリフォームだけではなく、導線改善などにより、よい生活環境実現に向けての提案も行っています。また、24時間対応もうたっており、深夜の生活トラブルなどにも応えています。その実績からお客様とのつながりが深くなり、口コミなどにより以前は多かった下請けも現在では個人からの依頼が多数になっています。

強みを生かして独自性を追求

 土屋氏はイベントを学んだ後、営業職を2年経験し、新世紀創造祭をきっかけに15年前に入社、イベント部門を立ち上げました。伊豆の地域性として式典そのものが少ないそうですが、企画・設営・運営すべてを行う業者は伊豆唯一、県下でも数少ないとのことで遠方からの依頼もあるなど同社の強みとなっています。最近では簡略化されることもある中、建築などの式典には強いこだわりを見せ、きちんとした仕事でないと受けないこともあると語りました。イベントは土日が多く、リフォームは平日が多いことからうまく補いあっていると言います。

地域に根差して

 同友会にはイントロセミナーに出席し、全国とのネットワークに魅力を感じて今夏入会、直後に全県経営フォーラムや他支部との交流に参加するなど積極的に活動しています。取材の最後で、横のつながりの強さを発揮し、工務店とは違うリフォーム屋をめざしたいと抱負を語りました。お祭りや貢献活動にも参加、また生活密着の事業を通じて地域とのつながりを大切にしている土屋氏より、地域に根ざした会社の姿を学びました。