【シリーズ憲章】2009年12月号第20回

カテゴリー:中小企業憲章

2009年12月号【第20回】 技術は日々の生活や仕事を創造的で豊かにするためのもの 田邉元裕氏((有)カボスメディアワークス・富士宮支部)

 

日本に会社が10社だと仮定します。政府はいつも1社の大企業を基準に物事を決めている為、残り9社の中小企業は日々努力するも、振り回されるばかり。それでもお金が回っていた時期はやってこられました。ひとたびバランスが崩れると経済が大地震大騒動。市場原理主義経済は「巨大な積み木のお城」でした。私たち中小企業は、本物のお城と地域をつくって共生していかねば真の意味で自立・継続できないということを、今般の景気変動は教えてくれました。努力が報われる社会、子どもも親も高齢者も、安心して生活できる地域社会をつくらねばなりません。
中小企業憲章(草案)は、地域社会、企業、経済、政府等の関係性とあり方、政府への要請を明示した前文と10の指針から成っています。ただ、何より大切なのは、中小企業が、力を合わせて大きな声をあげ続け、自ら考え、行動し、よりよい環境をつくるために絶える事のない決意をもって経営に取り組むことだと思います。
さて、私の業界は一般にIT業界といわれています。華やかに見られがちですが、すさまじい技術革新に日々さらされ、柔軟な経営姿勢が常に求められます。しかし、どんなに技術が発展しようとも、それを利用する人の心はアナログです。人が人らしく技術を使いこなし、日々の仕事、生活を創造的で豊かにしていく為に、使う人の視点にたったインターネットサービスやホームページ制作を提供し、良い情報を発信するお手伝いを続けていこうと、創業10年を迎え、改めて決意している次第です。