【シリーズ羅針盤】2012年2月号9回 伊藤義康氏(イトウシャディ㈱)

カテゴリー:経営指針

私が指針を創る会に参加したきっかけは、虚礼廃止やネット販売、大型店の出店、更にリーマンショックがおき売上は激減しました。

社長になったばかりの私は根本的に自分が何をしたいのかわからず社員に対しては、「売上を上げろ」か「経費を削減」ぐらいでした。社員もうちの会社どうなるのかと不安になってやめていった社員もおり、すぐに指針を創る会に参加する決意をしました。

創る会に参加して、「あなたは何のために経営をしていますか?」「社員に対する基本姿勢は?」「地域社会に対する基本姿勢は?」など、初めて考える事ばかりで驚きの連続でした。

合宿では、同じ6期生の仲間との絆が深まりすばらしいアドバイスをもらうことができました。わからないながらも、だんだんと自分が本当にやりたいことがわかりはじめ、自分の思いが徐々に理念となってきました。

創る会で自分をみつめ直すすばらしい機会を頂いたことに6期生の皆様やスタッフの方に本当に感謝しています。

卒業してからは、大きく2つの事を実行しました。1つは社員一人ひとりが、やりがいが持てる仕事と組織作りです。自分の守備範囲を細かく決めたことにより、責任感が出てきました。

もう一つはお客様との絆を強くする事です。具体的にはお客様の声を聞くアンケートの実施、手書きのお礼状、手書きのニュースを送る事です。アンケートのお褒めの言葉は今後ともお客様の気持ちを裏切ることがないように、またお客様にご迷惑をかけたことは、素直に誠実に直していくように、会議で改善策を話し合っています。

お礼状とニュースレターはお客様から町やお店で「手紙ありがとうね」と声をかけられることが多くなりお客様との距離が縮まりました。

物を買うだけだったらネットでも十分です。店舗がある意味を生かし、体験、参加できるエンターテイメント性のある店作りをめざします。

を創る会に参加したことで、夢が大きく膨らみ、社員も笑顔が増えたように思います。

最後に指針を創ったばかりは、社員にお願いする事が多くなりがちでした。社員は常に社長を見ています。社員に「あーしろ、こーしろ」ばかりではなく、社長自身が先頭をきって行動しなくてはいけませんね。

第6期経営指針を創る会卒業生   

伊藤 義康氏(榛原支部)